【ハイキュー】え？ヒロインを追い出すんですか？(笑) (ページ5)

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ヒロイン転落まで3 ページ5

お昼の練習は自主練習に近いそうなので、今日はまだ来なくて良いと及川さんが言っていたし、ゆっくりと他のクラスメイトの女子と食べ始める。

「でも、凄いよね～！いいんちょー！カッコよかったよー！」

「ありがとう、及川さんが来るのは他クラスの女子や京谷くんにこっそりと教えて頂きましたから」

ふふっ、と艶やかに微笑めば前髪を緑色のピン2、3本で留め、お弁当を食べ始める。

去年のクラスメイト達は私を真面目な優等生と思ってくれているし、学年の及川ファンクラブの上位にいる子達は、及川ファンクラブ会長と仲が良い子達も沢山いるのでそこは理由を説明して、呼び出されがない様にして貰えば良い。

毎年毎年、バレー部に入る下級生や同級生、先輩はかなり及川ファンクラブに呼び出されされまくっていたし、それで辞めていく人が多い。

流石に依頼されたのにそんな事をされても困るからそう手を回さなければ

「いいんちょー、考え込んでるわ」

「でも、そんないいんちょーも可愛いよね、あの京谷くんとか手懐けてるもんね」

「怒ると阿修羅並みに怖いけど、そんないいんちょーはカッコいいよね！」

机を囲んで食べているが故に周りから聞こえる言葉は嬉しいものばかりだが、ヒロインさんはぼっちかと思えば及川さん達の所に泣きつきに行った様だ。

見苦しいったらありゃしないですね？ヒロインさん。