今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:826 hit
小|中|大
>>3 ページ4
桃果side
いつも病室に来てくれる小さい子たちが自分の部屋に帰ると、入れちがうようにお兄ちゃんが来た。
「またあいつら来てたのか」
「うん。今日はね、一緒に歌ったんだよ」
「そっか...それより体調、大丈夫か?」
「お兄ちゃん心配性だねー。大丈夫だよ?」
「それならいいけど...無理すんなよ」
「わかってるよ。」
「じゃあ、また明日来るから」
「ありがとね、お兄ちゃん。また明日ね」
「おう!」
お兄ちゃんは多分知らないよね。
明日の朝、目が覚めるかわからない私の恐怖。
「明日の朝は、目が覚めないかもしれない」
なんて私が思ってること。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ももか | 作成日時:2018年6月12日 11時