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1話 ページ2

鬼殺隊

世には公認されていない組織
けれども今日も鬼殺隊は自分の命を懸けて鬼を斬るために刀を抜く



そんな中、刀を持てない鬼殺隊の隊士は
隊士を支えるべく働いているのだった


AAも刀を持たない隊士である

最終選別では合格したものの、ある事情で刀を持てなくなった一人

そんなAは薬学の勉学に励み、今では蟲柱胡蝶しのぶの屋敷、蝶屋敷の薬剤師になった








『はじめまして、霞柱時透無一郎様
 蝶屋敷薬剤師AA
 と申します』

「うん」

 

この会話が二人の出会い
この時の二人は上司と部下、そんな淡々とした関係であった






_____________________________

「A、少しいいですか?」

『はい、しのぶ様
 どうなされましたか?』

私は薬草を調合している時、この屋敷の主である蟲柱胡蝶しのぶ様に呼ばれる

「これから私は急な任務でこの屋敷を離れま
 す、ですが今私と同じ柱の方が大怪我を
 していまして、A
 看病をお願いしますね」


『えっ………それならば、藤の家紋の医者に頼
 むべきでは……』

「いいえ、実力ならば貴方は医者にも肩を
 並べる程ですよ?実践もし無くてはなりませ
 ん」

『……はじめての実践を柱になんて…』


そう、私は患者さんに一人で接したことは無い
必ずアオイ達か、しのぶ様が立ち合ってくれていた

柱……鬼殺隊の上位9名の実力者に私なんかが…


「A、貴方なら大丈夫ですよ
 ………それに、やれる時に貴方はやらなくて
 は、後悔しますよ?」


しのぶ様の瞳には、信頼と心配
2つの感情が籠められている





『…………………分かりました、謹んでお受けしま
 す』



こうして、しのぶ様が任務に向かわれると
私は一人用の病室の前に立ち、深呼吸を、病室に入る
 




ベッドの上で暇そうに虚空を見つめるのは
腕や頭、至る所に包帯を巻いていた恐らく柱であろう人






しのぶ様以外の柱に会うのは初めてで緊張したが、なんとか声をかけれた


『はじめまして、霞柱時透無一郎様
 蝶屋敷薬剤師AA
 と申します』


「うん」


出逢って数秒で二言返事されたのはこの人が初めてです

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花みたいに(プロフ) - 名無しになりたいさん» 本当です!直しておきました!本当にありがとうございます! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 248b61614a (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたい - 1話の【超屋敷】は【蝶屋敷】の誤りでは…?素敵な小説でした。 (2019年12月1日 17時) (レス) id: af163a7b99 (このIDを非表示/違反報告)
花みたいに(プロフ) - ありがとうございます! (2019年11月25日 6時) (レス) id: 248b61614a (このIDを非表示/違反報告)
真冬 - すっごく素敵な作品でした。 (2019年11月24日 19時) (レス) id: eb4bf42b53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花みたいに | 作成日時:2019年10月29日 5時

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