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桜が11輪 ページ15

貴「え……近藤さんに……土方さん…?」


なんだ、皆さんも来てたんだ……









土方「総悟」


土方さんは相変わらず鋭い目つきで沖田さんを見る


沖田「こいつが口割りましたぜ

  ここはれっきとした違法遊郭だってな」



貴「………へ?」







口を割った?

私が?




あ、攫いのことですか?




貴「えと……どういう意味で………」



近「実はな、ここが違法遊郭だって
  いうのは噂で耳に入っていた
  が、証拠がつかめなくてなぁ



  君のおかげだ、仲間を外に張らせてい
  るから、合図をしてここを襲撃
  させる


  君達を救いに来たんだ」









救い……?




望みなんて消えていた









この人達が……助けてくれるの…?



泣きそうになった





が、不思議な事が出てきたので引っ込んだ




貴「え、待ってください
  もしかして………沖田さんが私に
  近づいたのって


  この事のためなんですか?」









私の事は、騙したの?




土「それは予定外だった

  もともと、ここに詳しい花魁にでも
  聞こうと思ったんだがな

  勝手に走りやがったんだよ」







私が沖田さんの方を向けば

ニヤッと笑い私の頭をポンポンした




沖田「お前も落とせて、仕事の手柄も取れる
  一石二鳥だからな
 
 
  あ、もしかして今心配したのか?
  俺がハニトラしてただけじゃねえかっ
  て

  安心しろぃ、お前に惚れてんのは
  本当だぜ?」



貴「なっ!!//////
  もう分かりました!!
  ほんっと!!いじわるですよね!!」


ちょっと安心した









そこで作戦はこうらしい




まず、近藤さん達は店を出て
陣形を組む



そして私は……









近「今回はここで仕事をしてきた
  君にも手伝ってもらいたい」




私にしか分からない事





楼主の金庫だ









そこには、私達遊女をオークションで買った
時の誓約書などもあるそうなのだ





そして、私の足に着く爆弾のスイッチと鍵を手に入れなければならない




それに関しては、楼主本人に殴りかかるしかないだろう




沖田「できるか?」



貴「あまく見ないでくださいよ?
  私だって夜兎なんですから」







本当は怖いよ


ずっと閉じ込められた籠から出るために戦うのは





でも………信じてるから

彼を信じてるから
私は動けるの

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作者名:花みたいに | 作成日時:2019年5月18日 16時

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