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むかしむかし。 ページ6

貴方side



俺は昔、“愛されていた”。

それはもう、どの大人が見ても幸せだと言えるような家庭だった。



けど...__________


いつだったっけ



自分が“愛されていない”と気づいたのは



愛なんて存在しないと気づいたのは



人を信用できなくなったのは







丁度......フェージャと出会う前かな

両親が死ぬ直前



家が燃えたって何にも思わなかった

俺の大切なゲームとかは

家じゃなくて、祖母の家に置いてたから


何故かって?


お祖母ちゃんがそう言ったんだ。

「あの家じゃなくて、家に帰ってきなさい」

って。

あの家にいるだけ毒だってね。



それで、お祖母ちゃんの家に帰る前にお母さんたちのいる家の前を通ろうとしたら

消防車や救急車、警察に野次馬たちがたくさんいて。



「ちょっと君、入らないでくれ!!」



『なんで?

ここ、ぼくのおうちだよ?』

「ッ、いいかい、君のご両親は」




___________亡くなりました。


『...?

亡くなるって、何が?』



「......死んじゃったんだ」

『死ぬ?なにそれ、へんなの』



そもそも、生きてなかったじゃん

「ぼく、親族は?」

『......?

あ、お祖母ちゃんならいるよ!』

「よかった、居るのか。

お祖母ちゃんのおうちは何処にあるかわかる?」

『んーとね、このあといくの!』

「そうかい。

できれば、お祖母ちゃんにも説明したいから連れていってほしいんだけど...」


『いいよ!

お祖母ちゃんもお客さんだってよろこぶ!』







『ここだよ!』

「おやおや、Aちゃん。

そちらのかたは?」

「私、〇〇警察署の__________」



「......Aちゃんの両親が?」

あるところに。→←隊長。



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ソラ(プロフ) - 魔理沙は天使さん» コメントありがとうございます!更新気合い入れて頑張りますので応援よろしくお願いします(* ̄∇ ̄*) (2019年8月10日 12時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙は天使 - 続きが気になる…。すっごいこの作品好き… (2019年8月10日 9時) (レス) id: 02aec80553 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年8月4日 13時

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