転生先が素晴らしすぎる。【文スト】

鼓膜。 ページ13

貴方side



朝食を社内のデスクで食べていたとき。

突如、電話が鳴った。


『もひもひ？』



大倉「A、あの退職届はなんだ！！」


『ちょっ、鼓膜、俺の鼓膜ｩ!!』


大倉「条野も怒って大変だ、早く帰ってこい！！」

『ごめん俺今仕事中』

大倉「思いっきり飯食ってるじゃろ！！」

『社内のデスクで食べてるんだよ』

大倉「お主の仕事は飯食いか！？」

『いえす←』


大倉「なんでこの時期に退職なんじゃ！！

最近はポートマフィアで忙しいというのに」

『んー、職場が合わなかった。

あと、俺なるべくマフィアとは敵対したくねぇからさ』

大倉「なんでじゃ！

猟犬にいる以上、マフィアとは」

『なんでそんなマフィアを嫌う？』

大倉「彼奴らは人を殺めて、」

『猟犬だって殺してるだろ』

大倉「ｯ、しかし儂らは仕事で」

『あっちも仕事』

大倉「何故そこまで彼奴らの肩をもつ！？」



『一方的に突き放すのは勿体ない。

相手は異能力集団。

最大限に活用するんだよ』

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