ねぇ、お願い。【文スト】

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『失礼します、遅れました！』


森「もう傘下は全部あるはずだ...が？」

『こんばんは、リンタロウ。』

森「何しているのかね？」



『あぁ、ポートマフィアさんの傘下に喧嘩売られましてねぇ。

ちょーっとばかし、制裁を下そうかと。』

「お、お前は！！」

『ふふふーっ、夜桜を散らしたこと、後悔した方が良いですよー？』

広津「首領」

『宮北ちゃん、書類』

「は、はい」

『説明してみて？』

「えっ」

『ほら、さっきの会議でやったでしょー？

大丈夫、ボクもフォローする』


「ええっと...こ、この書類は先日、あなたがポートマフィアへ送った武器の代金です！

あなたが武器を取り寄せたとされる時の発注書ですよ」

『発注書には10,000と書いてあるが、報告書には100,000との表示。


これについては、どう説明を？』

「そ、それは...！！
お前らの偽装かもしれないだろ！」


『ふぅん。じゃあ、次にこの音声と動画。

これは取引した場所の防犯カメラです』


「！！」

『あっれれー？

可笑しいですねぇ。

販売主が云った価格と報告書の代金、一致してませんねぇ。』

「......」

『他にもいきましょーか？

これは七月の武器庫の襲撃事件！

なんとここから盗まれた武器、貴方たち売ったんですねー！

しかし責任は擦り付け。
あぁっ、大人って醜い生き物です』

森「...どういうことかね、これは。」

「こっ、これは...、！」


『“夜桜の偽装だ”“夜桜にやらされた”。


そんな言い訳、通じませんよ』

「ッ...！！」

『ボクは今機嫌が悪いのです。

ポートマフィアに“依頼された”仕事をこなそうとした高橋くんはポートマフィアに殺されちゃうし。

それにお前らに喧嘩売られて、怒ってるのです』

「今ここで降伏するのなら、条件をつけ見逃します。

どうですか？」

「じょ、条件は...？」


『んー、お楽しみ〜！

で、どーするの？

多分今ごろ、君の妻子は夜桜本部だろうねぇ』

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