ねぇ、お願い。【文スト】

▼ ※誤字訂正済み ページ13

説教という恐怖は免れ、翌日。

今日は13時から高橋くんの葬式がある。

だから兄と共にまず探偵社に行き、国木田さんに土下座。


そして、そのまま高橋くんの葬式に向かう。


『......何か用？』

太宰「随分キチッとした服だね？」

『...知り合いの葬式に呼ばれたの。』

太宰「え、なにそれ」

『お兄ちゃんは仕事でしょ。』

太宰「えぇー...


っていうか、スカート短くないかい？」

『え？』

太宰「膝見えるじゃないか。」

『見えてていいでしょ。

しかも、この服その人に選んでもらったやつだから』

太宰「( ; ゜Д゜)！？」

『ほら、家出るよ』

太宰「じゃ、じゃあ今日も家に帰らないのかい？」

『うん、そう。』

太宰「( ; ゜Д゜)」

『カニ缶あるよ。あと白米冷凍してある。

作りおきしてあるおかずがあるからそれ食べて。』

太宰「...いつの間に」

『昨日の夜。』


ていうか、この人気持ち悪いくらいキャラ変わったな...


アニメの中で例えると、黒の時代の太宰さんが戦うときと、四年後の中也の二度目はなくってよ事件のキャラと同じくらいの差。

四年後でさ、「中也君実はいい人だったのかい？」

ってやつあるじゃん？

それと、黒の時代の太宰さんの

「２回殴って５発打つ」

のテンションの差。ってこと。


『お邪魔しまーす...？』


乱歩「おぉ、A」

敦「...？」

『あぁっ、人虎君は知らないか。

ボクはA。よろしく』

太宰「”太宰“Aだろう」

『国木田さーん』

国木田「どうした？」

太宰「無視かい！？」

『これ、この前のお礼です。

あと、兄の迷惑料金。』

国木田「お、おう。」


敦「随分できた妹さんですね...」


『国木田さん、胃薬です。

兄が本当にすみません。次は奢りますので』

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