愛なんてただの綺麗事だった ページ10
貴方side
?「資料は燃やしました」
『...ええ。』
ドス「どうかされました?」
『いいえ...少し、疲れまして。』
ドス「それでは、今日は解散と行きましょう。」
『ええ。それでは、おやすみなさい』
ドス「おやすみなさい。」
彼と別れ、暗い路地裏を歩く。
?「良かったのか」
『......僕にはこれしか選択肢がありません』
暗闇にいる人はそう言う。
『それに、これが最善だったのです。』
?「そうか...。」
そうなのかもな、と笑う。
『...人虎は未だ狙われています。
“福沢”さん、貴女は行動しますか?』
福沢「いつから知っていた」
『相手は笹原組合です。
まぁ、道は人虎が切り開いてくれます』
福沢「質問に答えろ」
『治さんから聞いていました。
“探偵社に来れば安全だ”
“こんな目に遇わなくて済む”
勧誘話の中で、貴方の名前が出ていました』
福沢「どうだ、探偵社」
『......僕はまだ死の家の鼠と契約していません。
探偵社に、入りましょう』
福沢「軽いのだな」
『あ、その代わり。
暗い部屋を用意してもらえませんか』
福沢「?」
『暗闇が、僕のオトモダチです』
ニコッ、と笑って見せる。
福沢「...明日の10時、探偵社で会おう」
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ソラ(プロフ) - xxvl6w6lvxxさん» 最高ですよね!!!そして返信できなくてすみませんでしたぁ!!! (2019年6月27日 9時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
xxvl6w6lvxx(プロフ) - ピエロっていう曲を元にしたんですか?歌詞がっ!歌詞がっ!最っ高過ぎますよね!!!!! (2019年5月17日 22時) (レス) id: 84d8494927 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - また忘れてましたwすいませんありがとうございます! (2019年5月1日 9時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 9時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソラ | 作成日時:2019年5月1日 9時