愛されてみたかった【文スト】

愛が欲しくて ページ4

貴方side


太宰「デートとして、首領室に」

『！！』

太宰「君は案内して。

それだけでいいよ」


若干の罪悪感を持ちながら、頷き歩き出す。

本当に、良いのだろうか。



コンコンｯ

太宰「失礼しまーす」


森「エリスちゃーん！！！」


『ｯ＿＿＿＿＿＿』

太宰「首領ー？」

待て、お前軽すぎんか。
一応首領だぞ？
...一応。


森「何のようだい？」

太宰「交渉」

森「その子だったら好きにしなよ」

此方を見ながら告げる。


『ｯ......。』


太宰「へーぇ？いいんですねぇ？

自分の娘が、私に【自主規制】、私に海外に売り飛ばされても。



後悔、しないんですね？」

『ちょ、治さ』

【自主規制】いれんなよ...！！

森「いいよ、別に」

『！！』

太宰「ふーん......まぁいいや、行こーAちゃん。

君は今日から森Aじゃないよー。」

『...僕は元々【森A】なんて名乗ってません』

太宰「そー言うこと言わない。」

森「...森くん」

『さ、治さん行きましょう』

森「ｯ......」

『首領。

僕は“神代”Aです』

森「え、それは、」

『僕の親権は母さんにある。



首領のような、最低な人ではなく』

森「！！」

『首領の思う通り...


僕は【親殺し】ですよ』

そう言い残し、首領室を後にした

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