愛されてみたかった【文スト】

傷物の僕だから。 ページ34

貴方side


そうだ

僕は、愛されていたかった


だから、何かを成し遂げた振りをして

ずっと、笑っていた



笑いあって、認めてほしかった


狡い僕を
醜い僕を

どれだけ酷くてもいいから

生きる許可証を求めてた



ドス「まだ間に合うよ。

君のことをポートマフィアは探している」

『わかった...


律様、行って参ります！』


祭壇に礼をし、立ち上がる。



『お狐様...律様の、言う通りに』


お き つ ね さ ま の
い う と お り


僕は、一人じゃない

辛いのは、僕だけじゃない



笑いたいって思うのは、きっと＿＿＿＿



”A、似合ってるよ、そのピン“


”流石は私たちの子ね“


”そうだね、棗“


”あぁ＿＿＿＿なんて可愛らしい“


”ずっと＿＿＿＿笑えると、いいね“



『お父さん！！』


首領に勢いよく抱きつく。

森「A！！」


紅葉「お主、何処におった」


？「僕の元ですよ」

黄色っぽい耳

もふもふな尻尾

それは、律様だった


律「Aは...巫女として、神の子として、神社に来てくれました」


あ、そっか

今、巫女服だもんね


少し、忘れてた


律「彼女の罰は＿＿＿＿＿



”愛情を跳ね返した“ことです」

『＿＿＿＿＿＿！！』


律「大丈夫。」


そうだね...

一人で勘違いしてた

一人で、笑ってた


でも、前部


一人じゃ、なかった


律「本当に...＿＿＿＿


罪深き、道化師(ピエロ)だ」

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