愛されてみたかった【文スト】

まだ、生きていたい ページ25

貴方side


『んっ...？』

目を開くと、見慣れたような天井。

『医務室...誰が...？』



『誰もいない...

会議中？』


怪我人が居れば誰か一人はいそうだけど...

『ぁ...携帯、割れてるけど...使える、ね、よし』


『ぐっ...立つとやっぱり痛いな...

いつからこんな弱くなったっけ、僕』

まだ痛む腕と足を無視して、医務室を出る。



？「怪我人が歩けるのか」

『あ、芥川さん...おはようございます』

芥川「医務室にいろ。命令だ」

『僕はもうポートマフィアじゃありません。

命令は、聞けませんよ』


芥川「エレベーター、階段は見張りがいる。」

『やっぱり、非常階段か』

芥川「非常階段の出口は開けてある。

さっさと行け。次会うときは、僕の敵だ」



『ありがとうございます』

芥川「ッ...礼には及ばぬ」

『芥川...あーくんってお呼びしますね』

芥川「！！」

『銀ちゃんによろしくしといてください』

芥川「...あぁ」


芥川「...一応、首領に会ってきたらどうだ」

『まぁー...いいや、行ってきます』

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