転生先が怖すぎる。【文スト】

夢。 ページ45

貴方side


『ねぇ、まま！』

母「煩い、勉強は？」

『おわったよ！

でね、きょうテストで、百点とったの！

すごいでしょ？？』


母「あーはいはいスゴイスゴイ、

ほら早くどっか行って」


『...邪魔しちゃって、ごめんなさい』


今思えば、気づいていた

気づいていたのに

知らない振りをしていた



母さんが、父さんが、俺を嫌ってること


わかってた、わかってたのに...


”違う、そんなことない“

って、いつも知らない振りしてた



その結果が今だ

母と父に、更に嫌われる


『ぱぱ！』

父「........」

『？ぱぱ、何処か悪いの？』

父「煩い、邪魔だ」

『あっ、ごめんなさい！！』


”邪魔“って言われたら、すぐ謝ってた



なんでだっけ...？



『...フェージャ』



え？

フェージャ？？

なんで、この頃の俺が


フェージャを知ってる？


フェージャに会ったのは＿＿＿＿

五年前、小４のときだ


なのに、何故？



小１、の俺が知ってる？

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