＊アンビリバボー ページ5
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視力は昔から悪かった。
コンタクトケースか眼鏡はいつもセットでかばんに入ってる。
「 嫌だなぁ、本当。花粉症め…。 」
コンタクトレンズを取り、ぼやぼやした視界の中で
ポケットからコンタクトケースを取り出した。
…と、ここまではいつも通り。
「 え？！ 」
ケースを取り出すためにポケットを探る右手。
それにうっかり気を取られ過ぎた。
コンタクトレンズを乗せた左手は知らないうちに伸びていて
自動で水が出てくる水道から
"ジャー…"とそれはそれは悲しい音が聞こえることに気付いたのは
既にコンタクトレンズがさようならしてしまった後だった。
「 最悪だ。 」
しかも眼鏡ないじゃん。
かばん衣装部屋に置いてきちゃったじゃん。
…仕方ないよね。
この何が何だか全然見えない視界で戻るしかない。
手探りで廊下まで出て
壁伝いにそろそろ歩いていく。
その姿がきっと、体調が悪い私がフラフラ歩いてるように見えたのかも。
「 …何してるの。 」
聞き覚えのある声がするなぁと思ったら
それはまるで一瞬だった。
「 大丈夫？すぐそこ、俺らの練習部屋だから。 」
はっきり顔は見えないけどわかる。
ものすごくアンビリバボーな感じになってることもめちゃくちゃわかる。
渡辺「 伊藤さんが、 」
佐久間「 え、A？！ 」
そして私は恐らく
渡辺さんに抱きかかえられたまま、彼らの練習部屋に入場してしまった。
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愛莉(プロフ) - ゆずさん» リクエストありがとうございました！個人的に好きな2人組が書けるので、私もわくわくしています(*^^*)色々なドキドキをお届けしたいと思っているので、ぜひ楽しんでください:-)＊。 (2021年3月6日 15時) (
レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 既にドキドキと楽しみが混ざって大興奮です(´；ω；｀)素敵な作品を本当にありがとうございます！(´；ω；｀) (2021年3月5日 8時) (レス) id: df851e8847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉
| 作成日時：2021年3月4日 23時
