＊焼肉屋さんで ページ14
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波打ち際まで行って水をかけあったり
2人でヤドカリを追いかけ回したり。
なんだかんだ海で思い出作りをしてしまった私たちを
気付けば夕日が染めていて。
腹減ったな！という康二くんの一言に
焼肉食べたい！と便乗してみれば
じゃ、行こか！と連れてきてもらった焼肉屋さん。
どうやら9人でよく食べにくる場所なんだとか。
お店に入ればすぐに店員さんが個室に案内してくれて
ドヤ顔で すごいやろ？ と鼻息を荒くする康二くんの背中を思い切り叩いておいた。
向井「 ちょい、まだ食べるん？ 」
「 え、逆にもう食べないの？それだけ？ 」
向井「 ちゃうやん、絶対Aが大食いなんよ。 」
ごめんね、言うの忘れてた。
私昔からよく食べる子で有名なの。
そう思いながら向かい合っている康二くんのお皿と私のお皿の量を見比べる。
「 9人ともそんな感じなの？ 」
向井「 うーん…そうね。ラウは育ち盛りやしまだまだ食べるけど。
しょっぴーとかふっかさんは特に食が細いね。 」
「 そうなんだ…。 」
" しょっぴー "という単語にどことなく反応して
食べる量を突然気にし始めた自分にビックリする。
…こんなに食べる人、渡辺さんは嫌かな。なんて。
「 康二くん、 」
向井「 何？ 」
キリっと顔をあげて前を向けば
レタスをむしゃむしゃ口に放り込んでいる最中の康二くんとご対面。
「 いや…やっぱり何でもないです。 」
向井「 おーい、気になるやん！ 」
そんな顔をしていたから言うのが恥ずかしくなったっていうのもあるけど。
でも今突然言おうと思った自分もどうかしてるって、おかげで冷静になれた。
…ダイエットしようだなんて。
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愛莉(プロフ) - ゆずさん» リクエストありがとうございました！個人的に好きな2人組が書けるので、私もわくわくしています(*^^*)色々なドキドキをお届けしたいと思っているので、ぜひ楽しんでください:-)＊。 (2021年3月6日 15時) (
レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 既にドキドキと楽しみが混ざって大興奮です(´；ω；｀)素敵な作品を本当にありがとうございます！(´；ω；｀) (2021年3月5日 8時) (レス) id: df851e8847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉
| 作成日時：2021年3月4日 23時
