＊高校時代 -回想2- ページ32
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翔太くんの助けもあって
何とか宿題を終わらせて学校を出れば、もう外は真っ暗。
「 昨日ふっかが俺んち来たんだけど、 」
「 ふっかって深澤くんだよね。 」
「 そう。この前Aにアピールしまくるから俺が怒った奴。 」
「 あの時おもしろかった(笑) 」
ジャニーズJr.の友達の話はもう毎日のように聞いていて
翔太くんがいつも一緒にいる人なら大体どんな人かわかるくらい。
何ならたまに会ったこともあったりして。
私なんて将来どうしようかまだ全然決められていないのに
翔太くんの話を聞くと
翔太くんもだてさんも、その周りの友達も
みんな自分の夢があるし目標もあって、本当に尊敬しちゃう。
そんなことを話しながらいつもの分かれ道まで来て
じゃあ、と挙げかけた私の手をそっと降ろし
翔太くんは
「 この後暇？ 」
って聞いてきた。
話を聞けば、どうやら近所に観覧車ができたから
行ってみないかって。
普段どこかに行こうなんて誘われることないし
きっと今夜も親の帰りは遅いから
断る理由もなく頷く私に、それはもう嬉しそうな笑顔を見せた翔太くん。
怒る時は怒るし
嬉しい時や楽しい時は思いきり笑う。
表情を見るだけでどんな気持ちかなんてすぐわかる。
それは昔からの話。
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愛莉(プロフ) - 蓮翔さん» 蓮翔さん、いつも読んでくださりありがとうございます！そして…お恥ずかしい(笑)しっかり直しておきました、ありがとうございます:-)＊。 (2021年2月10日 6時) (
レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
蓮翔(プロフ) - 更新される度に読んでます。素敵なお話で続きがめちゃくちゃ気になってます！なり染めではなく馴れ初めですよ^^ (2021年2月9日 23時) (レス) id: b240f86abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉
| 作成日時：2021年1月29日 22時
