＊強火担 ページ30
.
「 じゃあ私は 」
お菓子でも用意しようかな。
そう思って動こうとすると
「 あの。 」
後ろから目黒くんに止められた。
振り向けばまっすぐな瞳。
……やめて。直視できない。眩しい。
「 一個教えてほしいんですけど、 」
「 うん？ 」
「 しょっぴーとAちゃんの馴れ初めを。 」
「「「 ぶふっ…！ 」」」
やっぱり彼は面白い。
向こうで相変わらずはしゃぐ6人に負けないくらいの声量で
ラウールが
「 今？！ 」
と半分裏返った声をあげた。
「 気になったことはすぐ聞きたいスタンスなんで。 」
「 ま、まぁめめらしいわ…。 」
馴れ初め、か…。
「 いつから好きとかわかんないけど
付き合い始めた頃の話とかでいい…？ 」
「 十分十分。
2人の話聞けるだけで嬉しい。 」
いや目黒くん、めちゃくちゃ嬉しそうな顔するじゃん。
「 めめってしょっぴーAちゃんカップル強火担？ 」
「 強火担ってどういうこと？ 」
「 熱狂的なファンってこと。 」
「 あ、それなら聞いたことあるで。本人から。 」
「 マジか。 」
康二くんとラウールがコソコソ話す内容は耳に入らないまま
私は懐かしい高校時代を話し始めた。
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愛莉(プロフ) - 蓮翔さん» 蓮翔さん、いつも読んでくださりありがとうございます！そして…お恥ずかしい(笑)しっかり直しておきました、ありがとうございます:-)＊。 (2021年2月10日 6時) (
レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
蓮翔(プロフ) - 更新される度に読んでます。素敵なお話で続きがめちゃくちゃ気になってます！なり染めではなく馴れ初めですよ^^ (2021年2月9日 23時) (レス) id: b240f86abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉
| 作成日時：2021年1月29日 22時
