＊待っていたのは ページ28
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「 どれがいいかなぁ…。 」
一気に仕事を終わらせて
帰りの電車に揺られて。
途中で立ち寄ったスーパーで、阿部ちゃん先生への手土産を選ぶこと数分。
昔はよく話す機会があったし、みんなの好きなものとか知ってたけど
今はもう変わってるのかな…。
たどり着いたのは
嫌いな人はいないだろう、という考えでチョコレート。
スーパーに意外としっかりした箱のチョコレートが売ってるの、知らなかった。
「 ♪ 」
月に照らされた帰り道、鼻歌まで歌ったりして。
.
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「 ただいまー。 」
ところがどっこい。
帰った私を待っていたのは
「 …え？ 」
ドアを開けた途端、目に飛び込んできた大量の靴。
そして
「 あ！帰ってきたー！！ 」
「 わ！ちょ、ちょっと！待って！ 」
ずいぶんと久しぶりに会ったラウールが
私目がけて飛びついてきた。
「 おまえずるいぞ！末っ子だからって何でも許されると思うなよ！ 」
「 は？佐久間がいくなら俺もいく！ 」
「 ふっかさんがAちゃんに飛びつくなんて俺が許せんわ！ 」
私はもう、なされるがまま。
4人に押しつぶされそうになった私を救ったのは
「 …おまえら、翔太の顔見てみ。 」
ひーくんの声と
遥か遠くに見える翔太くんの何とも言えない顔だった。
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愛莉(プロフ) - 蓮翔さん» 蓮翔さん、いつも読んでくださりありがとうございます！そして…お恥ずかしい(笑)しっかり直しておきました、ありがとうございます:-)＊。 (2021年2月10日 6時) (
レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
蓮翔(プロフ) - 更新される度に読んでます。素敵なお話で続きがめちゃくちゃ気になってます！なり染めではなく馴れ初めですよ^^ (2021年2月9日 23時) (レス) id: b240f86abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉
| 作成日時：2021年1月29日 22時
