＊何事も突然はよくない ページ25
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「 もうさ、出張阿部ちゃん先生でもしてもらおうぜ。 」
「 え…だめだよ！阿部ちゃんも忙しいんだから。 」
「 Aのためなら誰だってすぐ飛んでくるよ。
あ、ちなみに俺も生徒になるから。2人きりは勘弁。 」
その後も話は思ってもみなかった展開にどんどん進んでいって
今日はきっとお互いそっぽ向いて寝るんだろうな、なんて思っていた
クリスさんの車中の私はどこへやら。
「 もう明日にでもって言ってる。 」
「 本当に？ 」
ほら、と見せてきた画面にはたしかに
"出張！あーべちゃん先生ー！"
とノリノリな阿部ちゃんからのメッセージが表示されていて。
私に英語を教えるために
急遽《出張阿部ちゃん先生》が我が家で行われることになった。
「 翔太くんありがとう。 」
そう告げると、それまでめちゃくちゃ笑顔で話していたのに
それがちょっとだけ寂し気な表情になった。
「 Aってさ、やっぱり可愛いよな。 」
「 は？ 」
何、突然！
そんな空気まったくなかった！と焦る私を置いて
翔太くんはぼそぼそと言葉を続ける。
「 会えなかった間、俺初めてAを誰かに取られるって怖さを知ったの。
Aがガチで阿部ちゃんのこと好きだったらどうしようって。
しかもみんながおまえのこと探すって言ってくれたけど
俺からしたら"つまりはAがメンバーに愛されてるんだな"って。 」
帰りの車内でさっくんから話は聞いていたけど
本当にみんな、私のことを。
改めて聞いて、申し訳なさでいっぱいになったし
それは翔太くんに対してが大きかった。
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愛莉(プロフ) - 蓮翔さん» 蓮翔さん、いつも読んでくださりありがとうございます！そして…お恥ずかしい(笑)しっかり直しておきました、ありがとうございます:-)＊。 (2021年2月10日 6時) (
レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
蓮翔(プロフ) - 更新される度に読んでます。素敵なお話で続きがめちゃくちゃ気になってます！なり染めではなく馴れ初めですよ^^ (2021年2月9日 23時) (レス) id: b240f86abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉
| 作成日時：2021年1月29日 22時
