＊30 夢はいつか醒めるもの ページ5
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テレパシーってあればいいと思わない？
そうすれば手を繋ぐだけできっと、自分の伝えたいこと全てを伝えられるのに。
" 今、幸せ？ "
夢に落ちる前に、さっき聞いたばかりのAの声が響いた。
" うん。 "
それがAのおかげってまでは言えなかったけど。
ただこの時
あぁ、守りてぇな。
それだけを強く思ってた。
…
そしてその夜は
どこまでが夢で、どこまでが現実だったのか。
次の日、目覚ましより早く起きた俺の隣にAはいなかった。
リビングに行けば、持ってきていた小さなリュックもギターケースもなくなっていた。
「 嘘だろ、 」
漢字や英語の問題でほぼほぼ不正解しか出したことのなかった俺が
どうしてこういう時に正解するんだってマジで意味わかんなくて。
『 目黒？もう下まで車来てるんだけど。 』
「 …今行きます。 」
ふっかさんの電話にどういうテンションで返したかも不確かなまま
長い間見ていた夢から、一気に現実に戻された気がした。
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愛莉(プロフ) - ゆきのさん» ゆきのさん、最後まで読んでくれて本当にありがとうございました！またお会いできるような作品になるように、次回作も頑張ります＊。 (2021年1月28日 21時) (
レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 完結までお疲れ様でした！読み終えて心がほっこりと温かくなりました(*^ω^*)また次回作も楽しみにしています(*ﾟ▽ﾟ*) (2021年1月27日 22時) (レス) id: 4bc2b5818b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉
| 作成日時：2021年1月21日 21時
