ほ の ぼ の 廻 戦 ３【呪術廻戦】《短編集》

1番見つかっちゃいけない人2《五条悟》 ページ7

＿＿＿＿まあなんやかんやありまして…




今私の部屋にあるソファーに悟さんが座って、私はその膝の上に座っております。





それに今は背が小さくなってるし、悟さんが背が高すぎるっていうのもあるから、本当に傍から見たらただの親子みたいに見える。



「ん。じゃあそういうことだから後は頼んだよ伊地知」



と頭の上では仕事を休むという連絡をする悟さん。




伊地知さんごめんなさい。書類溜まってたら私もお手伝いしますからね……。



「さてと……連絡も終わったし……」



と私の頭を撫でる悟さん。




撫でる時に手が猫耳に触れて少し擽ったくてピクピクと猫耳が動いてしまう。



「やっぱ猫耳ってさ擽ったいの？」



『擽ったいですよ……っ、て、ちょっと。わざと触ってますよね？』



「だって耳ピクピク動くの可愛いんだもん…」




猫耳を触るのを止めると、ギュウウと私のお腹に手を回して抱き締める悟さん。




あの、苦しいです。




『悟さん、くるしい』



「あ、ごめん。今日ちっちゃいんだったね」



『嫌味ですか？』



「ううん、可愛い」



ポンポンと彼の腕を叩くとちょっとだけ力が緩まる。




あ、そうだと悟さんが口に出すと何やらポケットに手を入れてゴソゴソし出した。





【カシャ】





そんな音が鳴って目の前にスマホがあることに気付く。



そこには悟さんのスマホの画面一杯に広がる私の顔が。



「引っかかった」



その言葉に上を向けばニヤァと効果音が付きそうな笑みを浮かべる悟さん。




＿＿＿＿そして漸く現状を理解した私。





途端に顔に熱が集まる。




『わああああ……！もうーーー……っ！消してくださいっっ！』




と何とかスマホを奪おうとするものの、もはや長い片腕で抱き締められている以上どうすることも出来なくて。




しかも悟さんも意地悪で私が届かないと分かっている高さまでスマホをあげて楽しんでいた。




「や〜だ。だって絶対消すでしょ？これ僕の待ち受けにするから」




とドヤ顔で言われちゃいました。






それから1日経って普通の姿に戻りましたが







悟さんに突っかかった時は「この写真を誰かに見せる」という弱みを握られてしまいました。




＿＿＿＿彼は本当に意地悪です。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



はい！書き終わりました！咲夜さんお待たせしました！




いかがだったでしょうか……？





またのリクエストお待ちしております！

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