ほ の ぼ の 廻 戦 ３【呪術廻戦】《短編集》

君と映画鑑賞《吉野順平》 ページ33

2つ目です！お待たせしました！

※安定の同期設定！
※お付き合い済み！

それではどうぞ！
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『じゃあ順平！また明日ね！』


「うん、また明日」



と歩いて行く順平に手を振る。




明日は土曜日で予定がなかったので急遽順平の家で映画鑑賞することになった。





順平もかなりの映画好きだけど、私だってそれに負けないくらい映画はよく見る方だと思う。





もしかしたらレンタルビデオ屋さんにあるビデオの7割は制覇しているだろう。





だから前に順平の家で10本映画を見た時も『これ、見たことある』と何回言ったか分からない。




それくらい私も映画が好きなのだ。





だから明日は私達がまだ見たことの無い映画を見ることになっているので尚更楽しみだった。





翌日になり、集合時間の少し早めに家を出て近くのスーパーに足を運ぶ。映画鑑賞のお友達を買うためだ。



両手に少し重めの手提げ袋をもって順平の家に行く。




「いらっしゃい！」と元気にドアを開けてくれると何も言わず持っていた袋を持ってくれた。





そのままリビングに通され適当に座って〜と促される。




そのままソファに腰掛けると順平が3本ほどビデオを持って隣に座った。





「どれから見る？」と嬉しそうに私に尋ねてくるあたり、私同様かなり楽しみにしていたみたい。





『順平が見たいのからでいいよ』と言えば「じゃあこれ！」と1つ選んで手際よくビデオレコーダーにディスクを入れた。





ビデオが始まると恒例の映画の宣伝が始まる。





「僕実は今日楽しみすぎて…あんま寝てないんだ…」




と私の手を握りながらえへへ…と頭をかいて笑う順平。




私も握り返して『同じだね！私も楽しみだった！』とニッコリ笑った。





＿＿＿＿その後は買ってきた映画のお供達を食べながら2人でゴロゴロしながら映画鑑賞をした。







全部見終わった後は2人で夕飯を作って、今日見た映画の感想を言い合った。






その時間が何とも心地良かった。









夜になり、順平に家に送って貰う道のりですらまた映画の感想を話し合う。







＿＿＿＿あの場面は熱かったね、とかあそこのアクションすごいハラハラしたよね、あのシリーズはやっぱり2が1番面白かったよねとか…







そんな話をしてたらあっという間に家に着いてしまって。








『またやろうね！』と順平の方を向けば「勿論」と彼も笑顔を向けてくれた。

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