だって好きなんだもん1《狗巻棘》 ページ46
2つ目です！！
※主様高専1年生で！
※片想い設定！
それではどうぞ！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『……よしっ今度こそちゃんと伝えなきゃ……』
今日はこの世の全女子の一大イベントと言っても過言ではないバレンタインの日。
勿論世の女子達は想い人に思いを伝えるわけで……私もその内の1人に含まれていた。
ちなみに私が今日想いを伝えようとしているのは2年の狗巻先輩。
以前一緒に任務に同行させてもらってピンチの所を助けて頂いた時から先輩のことを目で追うようなっていた。
普段はおにぎりの具しか口に出さない先輩が、戦闘になると呪言を使って呪いを祓う。その姿が言葉に出来ないほど本当にカッコ良くて。
＿＿＿＿そんなギャップにも惹かれたのかもしれない。
さっき漸く用意してきた全員分のチョコを配り終わって、手持ちの袋に入っているただ一つのチョコレートは先輩用のもの。
五条先生に渡した時は「え、本命？」と言われたので1発蹴りを入れておきました。((こら
そんな先輩は今任務に行っているとのこと(五条先生情報なので本当か分からない)
でも絶対今日想いを伝えたかったので私は先輩の教室で待つことにしました。
空が綺麗な茜色に染まる頃、ガラガラと音を立てながら教室のドアが開いたかと思うとそこには狗巻先輩が立っていた。
『……！先輩！』
「…おかか？」
と呟き首を傾げる先輩。私も席を立ち上がって先輩の前まで行った。あと一つのチョコレートを持ちながら。
「ツナマヨ？」
『……あ。…えっと……』
しかし意気込んで先輩の前に立ったのはいいものの、緊張で上手く言葉が出てこない。
＿＿＿もし断られたら？もし失敗して先輩に嫌われたら？
そんな嫌な考えが頭の中に浮かぶ。
いや、何をビビってる私。
もうこの際なら当たって砕けた方が示しが付いていいじゃない。
『……せ、先輩』
「？」
『私……わ、わたし……ずっとあなたが好きでした！』
勢い良くチョコレートを差し出してお辞儀をする。
我ながらよく頑張った方ではないのだろうか。
しかし先輩の返事は帰ってくることなく、少し目に涙が浮かぶ。
渋々顔を上げるとそこには両手で顔を隠した先輩の姿が。
しかもその顔は空の色のせいでもあるかもしれないけど若干赤かった。
次続きます！！
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リア - んふふ…恵尊ッ！やっぱり甚爾さんの息子なだけあるわ… (2020年12月21日 20時) (
レス) id: bba845c06e (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ゆうじゃむさん» ご迷惑おかけしてすみません……！ありがとうございます！！ (2020年12月14日 22時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうじゃむ - アメ玉さん» あ、そうなんですか！わかりましたっ！ (2020年12月14日 21時) (レス) id: 9582bbe3ab (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ゆうじゃむさん» ゆうじゃむさん！こちらにも遊びに来てくださったんですか！？ありがとうございます！それに、リクエストまで…((ﾋｪｪ(泣)嬉しいです！昨日続編作ったばかりなので良かったらそちらにコメントしてくだされば書きます！こちらでも大丈夫ですが！(笑) (2020年12月14日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうじゃむ - アメ玉さん、こんにちは…未来人ゆうじゃむです(?)リクエストしてもよろしいですか？(訳：無茶振りしてもよろしいですか？) (2020年12月14日 21時) (レス) id: 9582bbe3ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年11月15日 15時
