君のおかげで私は《虎杖悠仁》 ページ46
ぴよんきちまるさんリクエストです！！ありがとうございます！！
※同期設定です！！
※お付き合いしてます！！
それではどうぞ！！
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『はぁ〜……やっちゃった……』
高専内のとある教室。私の大きな溜息が教室中に響いた。
外は生憎の雨。それに結構強めの雨でまるで今の私の心の中を表してるみたい。
『任務……失敗しちゃった……』
椅子の上で三角座りをしている足の間に顔を埋めた。
そう。上に書いてある通り私はさっき任務に行ってきた。私の階級は準2級で3級の呪いの任務だった。
当然なんの支障もなく終わる筈だった。
でも不意打ちを食らって足が動かなくなり、たかが3級相手に殺されかけてしまった。
そこに運良く一緒の任務に来ていた悠仁が助けてくれたが彼もかすり傷を負ってしまった。
瀕死の私の治療が終わり、今は悠仁が治療してもらってるはず。
ガラガラっと音を立てて教室の扉が開く。視線をあげればそこにはいつもと変わらない悠仁の姿があった。
「……こんなとこにいた。も〜探したんだぞ！」
腰に手を当てて少し怒っている悠仁。『ごめん……』とそう聞こえるか聞こえないかのボリュームで口から言葉が出る。
悠仁の近づいてくる足音だけが教室に響いた。直後、三角座り体制の私を正面から抱き締めた。
「……ほんっと無事で良かった」
少し掠れた彼の声が耳に入ってくる。
『ほんとにごめん……私のせいで悠仁にもかすり傷を負わせてしまって……』
「気にしなくていいよ。
五条先生と家入さんに「A程の大怪我じゃないんだ、舐めときゃ治る」って言われてさ。
まあ結局治療してもらったんだけどね…」
と私に絆創膏が貼られた腕を見せてくる。その絆創膏が付いてる腕が何ともたくましくて。
＿＿＿＿あの時悠仁が呪いを祓ってくれたから私は生きて帰ることが出来た。
あの時悠仁が助けに来てくれたから私は今も生きてる。
「ほら、部屋までおんぶしてってやるよ！さーさー乗って！」
私から離れると小学生のような笑みを見せて背中を向けてくる。
「ほら早く〜」と言うたくましくて大きな背中に私は勢いよく飛びついた。
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はい！！リクエスト書き終わりました！！
ぴょんきちまるさんいかがだったでしょうか！！
またのリクエストお待ちしております！ありがとうございました！
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みかんﾀﾞﾖ - 高専夏油のツンデレ見てみたいです…！ (2021年4月4日 11時) (
レス) id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 花帆さん» 初めまして！！わああああ嬉しいです！ありがとうございます！！良かったら続編もあるので目を通して頂けると嬉しいです！！(●≧∀)ｷｬｯ (2020年12月16日 16時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - はじめまして、五条先生や悠仁夢 反応もきゅんとしました/// (2020年12月16日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 印南さん！はじめまして！わあああそんなこと言って下さるなんて…！ありがとうございます！これからも頑張りますね！！(●≧∀)ｷｬｯ (2020年12月2日 9時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
印南 - どの話にもキャラの個性が出てて面白いです！これからも頑張ってくださいね！ (2020年12月1日 22時) (レス) id: 8a2c772457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年11月5日 14時
