お気に入りのシャンプー2《五条悟》 ページ4
悟が私の髪を手ぐししながら言う。
『私だってこのシャンプー嫌いじゃないけどやっぱり前の方が好きだったよ。
けどね、今日スーパー行ったらそのシャンプー売り切れてたの。
店員さんに聞いたらもう在庫も無いんですって言われちゃって渋々このシャンプー買ったんだけどね』
「それどこのスーパー？」
『え？どこって駅前の……』
それを言った途端、悟がダッシュでお風呂場へと向かった。
ドタドタと大急ぎで戻って来た悟が持っていたのは私が前に使っていたあのシャンプーだった。
『それ……！』
「ごめん。
今日あそこのスーパー行ってさ2日前くらいにAの使ってるシャンプー見たらもう残りの量少なかったから今日任務帰りに買ってきたの。
そしたらこれ最後の1個でさ。
良かった〜と思って買ったんだけど、僕がそれを忘れてた」
つまり最後の1個を買ってくれたのは私の恋人だったんです。
『うわ〜嬉しい！！
でも今日新しいシャンプー開けちゃったからそれ使い終わってから使うね』
すると悟は急に私を前から抱き締めてきた。
「僕は今のよりもあっちのシャンプーの香りを纏った君の方が好きだなあ」
耳元で響く声がくすぐったい。
『また上手いこと言って。どうせ全部好きなんでしょ？』
「あれ？ばれた？それにすごい自信だね？」
『そりゃ〜もう。悟が私を好きなのなんて隠してても分かるから！！
てか早くご飯にしよう。お腹すいちゃった。それにせっかく悟が作ってくれたんだもん！
冷めないうちに食べよう？』
と言って悟の背中をポンポン叩いた。
「そうだね。んじゃ今日は乾杯でもしますか〜！」
私達の夜はまだまだこれからです。
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みかんﾀﾞﾖ - 高専夏油のツンデレ見てみたいです…！ (2021年4月4日 11時) (
レス) id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 花帆さん» 初めまして！！わああああ嬉しいです！ありがとうございます！！良かったら続編もあるので目を通して頂けると嬉しいです！！(●≧∀)ｷｬｯ (2020年12月16日 16時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - はじめまして、五条先生や悠仁夢 反応もきゅんとしました/// (2020年12月16日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 印南さん！はじめまして！わあああそんなこと言って下さるなんて…！ありがとうございます！これからも頑張りますね！！(●≧∀)ｷｬｯ (2020年12月2日 9時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
印南 - どの話にもキャラの個性が出てて面白いです！これからも頑張ってくださいね！ (2020年12月1日 22時) (レス) id: 8a2c772457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年11月5日 14時
