ほ の ぼ の 廻 戦１【呪術廻戦】《短編集》

アルコール入りチョコレート1《五条悟》 ページ18

※結構甘め入ります……暴走しました…

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現在午後7時。高専の職員室。



五条の補佐として高専に勤めてる私は今至福の時間を過ごそうとしていた。(因みに同い歳です)



さっき、あのヘラヘラした私の上司(五条悟)が手付かずの書類を渡してきたので(残業ですよ。本当に鬼上司)現在それを爆速で片付けてる途中なんですが……



『無理。疲れた』





流石に集中力が切れてきまして今から私の大好きなチョコレートを食べるんですよ！！



しかもこれ朝にコンビニで買ったんですけど、なんとアルコール入りなんですよ。いわば大人のチョコレートって奴です。




え？勤務中？




大丈夫。こんな微量のアルコールで仕事が出来なくなるほどお酒には弱くありません。




しかももはや労働時間外です。許してください。




『いっただっきまーす…』





誰もいない職員室にポツリと響く声。




包み紙を開けてそれを口の中に放り込めば口いっぱいに広がるカカオの香りとチョコレートの甘み。


後から来るほんのりとしたラムレーズンの洋酒が癖になる。




『……結構美味しいなぁこれ。明日も買って行こ』




10分ほど休憩したあと私は爆速で残りの書類に手をつけた。





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『……んぅ……』



重い瞼をうっすら開けると目の前には天井。しかも見たことの無い。





えっ！！と思い上半身を起こすと近くのソファで五条が足を組んでテレビを見ていた。




五「あ、起きた。おはよう」




こちらを見て普通に会話する五条。




『えっちょっなんで』




五「焦りすぎじゃない？どうしたの？」




『ココドコデスカ』




五「え？僕ん家」




『お邪魔しました』




五「何でだよ」





と五条の横を通り過ぎるけどそのまま腕を掴まれた。





それに「何でだよ」はこっちが聞きたい。




なんで高専に居たのに目覚めたら急に五条の家に居るわけ？




『なんで私ここに居るの？』



五「う〜ん。僕の所為で残業してる彼女が心配で、見に行ったら机に突っ伏して寝顔さらけ出してたから」




『( ˙꒳˙ )ﾃﾞｽﾖﾈ。それしかないと思ってました』




次の瞬間、五条は座りながら掴んでる腕を後ろに引っ張った。私はバランスを崩し五条の中にすっぽりと収まる。




五「ほらAも一緒にテレビ見よ？」



耳元にかかる声がやけに色っぽくて耳が赤くなる。



しかし次の瞬間、ふと視線を落としたテーブルに置いてあった物に私は衝撃を受けた。

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