五条と夏油とそれから私1《五条悟・夏油傑》 ページ35
トマトさんリクエストありがとうございます!!
※高専時代のお話です
※主様、夏油さんとお付き合いしてます!
それではどうぞ!!
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五「なぁ今日の昼休み空いてる?」
『え?私?』
五「いや俺とお前しか教室居ねぇじゃん」
と私の机に肘をつきながらツッコミを入れる男の名は五条悟。
自他共に認める最強の呪術師で、外観だけで言えばテレビに出てるそこら辺の俳優さんよりもいい線行ってるんじゃないかと思う。
外観だけは。もう一度言います、外観だけは。
『あー……今日のお昼はちょっと……』
言葉を濁せば悟は「はぁ」とため息をついた。
五「また傑かよ…」
『うん……今日はお昼一緒に食べる約束しちゃってさ……ごめん!来週こそは埋め合わせするから!』
この通り!と手を合わせて悟にお願いする。
五「それ先週も聞いたんだけど」
『ほんとにごめんってば……今度ラーメン食べに行った時奢るから』
五「約束だぞ」
『やっぱ無しで……「無理」…ですよねぇ』
悟がここまで怒るのも無理はない。
2週間前から組手の練習の約束をしてたのにも関わらず、そんなことをすっかり忘れ彼氏である傑と一緒にお昼食べようという約束をしてしまった私が悪い。
五「まあ…彼氏でもねぇ男との予定より傑との予定の方が大事だよな」
『うっ……まぁそうなんですよね……』
五「じゃあ今埋め合わせして?」
『え?今?』
五「そう。運良く傑も硝子もどっちも任務行ってるからな。そうそう帰ってきやしねぇだろ」
そう妖しい笑みを浮かべれば悟は私の手を片方掴んだ。
どうせ離してって言っても離してくれないのは目に見えてる。
『何する気?』
五「さぁ?何でしょう?」
ニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべれば、悟のもう片方の手が私の頬を撫でた。
何する気か本当にわかんない……
その時ガラッと教室のドアが開いた。当然私達の視線はそっちに集中する。
夏「悟〜甘いお土産買ってきt……何してる…んだ……?」
ニッコニッコ笑顔で入って来た傑もこの状況を見たら流石に固まったみたい。
気まずい沈黙の空気が流れる。
傑は無言で私達に近づいてくると悟の肩に手を置いた。
夏「…人のいない間に彼女を自分のものにしようとするなんて……」
と微笑を浮かべながら言った。
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みかんダヨ - 高専夏油のツンデレ見てみたいです…! (2021年4月4日 11時) (レス) id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 花帆さん» 初めまして!!わああああ嬉しいです!ありがとうございます!!良かったら続編もあるので目を通して頂けると嬉しいです!!(●≧∀)キャッ (2020年12月16日 16時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - はじめまして、五条先生や悠仁夢 反応もきゅんとしました/// (2020年12月16日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 印南さん!はじめまして!わあああそんなこと言って下さるなんて…!ありがとうございます!これからも頑張りますね!!(●≧∀)キャッ (2020年12月2日 9時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
印南 - どの話にもキャラの個性が出てて面白いです!これからも頑張ってくださいね! (2020年12月1日 22時) (レス) id: 8a2c772457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月5日 14時