35限目 ページ40
腕をポキポキと鳴らしながら一人、特級呪霊の元へ歩いて行く五条。
『五条！あまり近づかないほう「Aはそこから動いちゃダメだよ？破ったらさっきの約束強制的にOKって返事にするから」……それだけは絶対無理』
返事をした途端、振り返りながらコチラを向く五条。顔はあきらさま不機嫌だった。
五「何で無理なの？もしかして僕タイプじゃない？」
いやそういう訳じゃないんだよな……てか場所考えて場所。
『…………いちいち心臓が持たないから』
五「それは僕も同じだけど？」
即答−(;ﾟﾛﾟ)−！
首傾げて真顔で言わないで。私が恥ずかしいわ。
恥ずかしくなり俯いていると、目の前に影が近寄ってきた。途端に背中に手を回され、五条に抱き締められてることを理解する。
五「さっきはさ、勢いで告白しちゃったけどこの任務が終わったらちゃんと僕の思い伝えさせてくれない？
……だから大人しく待っててくれる？」
私は軽く笑った。
『守られてばかりの特級呪術師ってのも私的には嫌なの。
一緒に闘わせてくれないかな。五条の足手まといになるのは分かってる。
私決めてるの。……今回はあの火山頭に1発ぶちかましてやるんだって』
五条は一瞬驚いたかのように間を置いた後、喉を鳴らして笑いだした。
五「クックック。言葉のセンスが悪いねAは。
まぁそんなとこも好きだけど」
耳元で囁かれた後、頬に軽く暖かいものを感じた。
何をされたか数秒間理解出来なかったが、思考が回り始めると途端に顔に熱が集中する。
顔が燃えるように暑い。
五「大丈夫〜？A茹でダコみたいになってるよ。これからほんとに闘える？」
『うっさい！！誰のせいだと思ってんだよこのノッポ！！』
脛でも蹴ってやろうかと思い、振りかぶったが寸前で私の攻撃は届かなくなる。五条の無下限術式によって。
五「残念でした〜。じゃあお遊びはここまでにしてさっさとやっちゃいますか」
『そうだね……』
五条は私から離れるとまた特級呪霊達の方へ向かって行った。
私も遅れないように後を着いていく。両脇には相変わらず沢山の人達が詰め込められていた。
五「さあ呪霊さん達！もう逃げ場はないよ？」
五条は怪しい笑みを浮かべながらそう言った。
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REI - 12限目の夢主の顔に爆笑www (2021年7月24日 14時) (
レス) id: bd6d581c0c (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - メガネトリオさん» メガネトリオさん！ご丁寧にありがとうございます…！！お返事遅くなってしまって大変申し訳ないです！ご指摘感謝致します…！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、ではないでしょうか？ 追記‥前のコメント間違えました！すみません！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - .さん» 大変失礼致しました…！すぐ訂正させていただきます…！ご指摘感謝です。ありがとうございます。 (2020年12月8日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年10月15日 13時
