24限目 ページ27
五「それでA、決めた？」
はて？(・・？
いや唐突すぎて分かんない。主語プリーズ。
『決めたって何を？』
そう返せばえぇ…と小声で残念がられる。悪かったよ。
五「ちょっとー忘れたの？高専に残るか、フリーとして活動するのかって話」
『あー……あったねーそんな話』
私が五条に呼ばれて高専に来た時に交わした会話。記憶って言われてから思い出すこと多いよね。
『結論から言うと…ごめん。やっぱりここには残れない。
今回の件で、私は五条が居ないと何にも出来ないことがこっぴどく証明された。仮に私が高専に残ったとしても私は五条に助けられてばっかだと思う。
…五条と同じ【特級呪術師】という肩書きを堂々と名乗る為にも、私はもう一回修行し直そうと思って……だからここには残れない……』
真剣に話を聞いてた五条だけど急に笑みを浮かべ出した。
五「そう言うと思った」
『え？』
五条は突然立ち上がると、買ってきた喜久福の袋から1枚の紙を取り出し、私に差し出した。
五「色々と大変だったんだよ？どうせ君のことだから
ここには残らないって言うと思ってね。
だから無理矢理ここ(高専)から出ていかないようにした。僕の権限でね」
＿＿＿＿紙にはこう記されていた。
《報告
五条家の特権により
特級呪術師【音瀬A】を呪術高等専門学校教師、五条悟の補佐に任命する》
え……これマジ？
『私聞いてない』
五「知ってる。僕も君に言ってない」
とか言ってピースするノッポ。
ちょっとちょっと。ほうれん草(報告、連絡、相談)しっかりして下さいよお兄さん。
五「でも別に嫌じゃ無いでしょ？」
『嫌ではないけど……あんたにこき使われる未来が確実に見える。幻覚ならいいんだけどなー』
五「あらら。残念でしたー。
補佐としてバシバシ使っていくから覚悟しててね？」
『本当サイテー。こんなの上の老人が見たらひっくり返るよ』
と言って紙をヒラヒラさせる。
五「あー大丈夫大丈夫。御老人共は事前に僕がきっちり労わってあげたから」
と怪しい笑みを浮かべるノッポ。
『言い方悪すぎでしょ……でもそんな言葉がお似合いだよ。あの御老人達は』
そう言うと五条は笑った。
五「君も大概悪くなったね」
いや、誰のせいだよ。
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REI - 12限目の夢主の顔に爆笑www (2021年7月24日 14時) (
レス) id: bd6d581c0c (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - メガネトリオさん» メガネトリオさん！ご丁寧にありがとうございます…！！お返事遅くなってしまって大変申し訳ないです！ご指摘感謝致します…！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、ではないでしょうか？ 追記‥前のコメント間違えました！すみません！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - .さん» 大変失礼致しました…！すぐ訂正させていただきます…！ご指摘感謝です。ありがとうございます。 (2020年12月8日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年10月15日 13時
