20限目 ページ22
気を失った火山頭の呪霊を放置し、すぐに恵とAの元へ向かう。
「Aっ！大丈夫か、！」
恵によって壁から移動させられていたA。しゃがみ込みよく見ると顔は赤く腫れており、ボロボロだった。
「大丈夫か……立てそう？」
伏「応急処置はしました。……でも少しキツいと思います。
彼奴も言ってましたがAさん、背中を思いっきり壁で打ったと思うので、もしかしたら背骨折れてるかもしれませんね……」
背骨って……かなりの勢いでぶっ飛ばされたんだな。
『ごめん……ご……じょう……何も……出来なかった……』
そう弱々しく言うA。
伏「Aさん、俺さっきも言いましたけどあんたは充分強いんですよ。
今回は相手が少し特殊だった、それだけです」
『……でも……そんなんじゃ私、五条と同じ……特級呪術師を名乗っていい筈がない……』
そうか、Aは「最強」と言われた僕に追い付こうとする為にずっと頑張って来たんだね。
「A。僕は言わずもがな最強でイケメンクールガイだよ。
でも僕にも弱点が無いわけじゃない。
僕に持ってない物を君は持ってる。
それを強めていけば君はとっくに僕なんかよりずっと
最強の呪術師になれるさ」
傷だらけのAの手を握って言う。
『ははっ……ここでもイケメンクールガイって言うんだ……っ！たぁ……ちょっと喋りすぎちゃった……ごめんちょっと……眠るね……』
と言葉を残し、目を閉じた。
伏「先生。急いでここ出ましょう。早く家入さんに見せないと……
俺の玉犬でAさんを運びます」
「恵、無理しないの。もう玉犬出せるほどの呪力残ってないでしょ？
呪術師が倒れたら式神も消えちゃうよ。
ほら五条さんお手手2本しかないからさー強制的に恵を見捨てるか、Aを置いて二往復するかの二つしか選択肢が無いんだよね」
手のひらをグーパーさせてアピールする。
伏「…分かりました。五条先生に任せます」
良かった。恵まで倒れられるとほんとに運ぶの大変だったからね。
横になって眠っているAを横抱きにして抱えあげる。相変わらず軽すぎてちょっと心配。
「あれ、珍しく聞き分けいいね。どったの？」
伏「……いえ、別に何も………………」
Σ(ﾟдﾟ；)エッ
気になるじゃん
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REI - 12限目の夢主の顔に爆笑www (2021年7月24日 14時) (
レス) id: bd6d581c0c (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - メガネトリオさん» メガネトリオさん！ご丁寧にありがとうございます…！！お返事遅くなってしまって大変申し訳ないです！ご指摘感謝致します…！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、ではないでしょうか？ 追記‥前のコメント間違えました！すみません！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - .さん» 大変失礼致しました…！すぐ訂正させていただきます…！ご指摘感謝です。ありがとうございます。 (2020年12月8日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年10月15日 13時
