34限目 ページ38
主様side
……今なんて？
『え。ちょっ……何て言ったの…… 』
五「聞こえてたでしょ」
『聞こえたけど、幻聴かなって思って』
五「じゃあもう1回言ってあげようか？」
五条はスーッと息を吸い込む。待て待て待て待て待て。そんな大声で言わんでいい。
『言わなくていいから！
でもごめん……今はちょっと待って』
五「それは保留ってこと？」
『うん……。
もし今地下５階にいる呪霊達が漏瑚だとしたら、傑は確実に一緒に来ると思う。
私はちゃんと傑と話がしたい』
五「何で傑が来るって断言できるの？」
『分からない。
けど私の勘がそう言ってる。
廃病院で漏瑚に襲われた時も傑来たんだよ？きっと漏瑚と一緒の目的で行動してる』
五「だったら傑も止めないと不味い。でも何で生きてんだ……？」
え……どういうこと？
ねぇ五条……。
「なんで生きてんだろ」ってどういう意味……？
ドオオオオオオオオオオン…………
その時、下からものすごい音が聞こえた。
五「あらら〜ありゃ完全に暴れてるね。散々非術師達を閉じ込めておいて好き勝手しやがって」
『五条……！急がないと……一般人が……』
五「分かってる。もうすぐ着くよ」
＊＊＊＊＊＊
五条が地面に降り立つと、そこは地下鉄の通る線路の上だった。両脇には非術師達がおしくらまんじゅう状態でごった返していた。
五「クックックックッ準備バッチリってわけだ」
私を下ろして五条が構える先には
漏瑚、木の呪霊(名前知らん)、そしてあと一人(この人も名前わからん)が待ち構えていた。
五「これで負けたら言い訳できないよ」
漏「貴様こそ、初めての言い訳は考えて来たか？オマケに女まで連れて来やがって……ナメタ真似してくれる」
……どっちがナメてんだよ。ハゲ火山頭。
今回こそお前を絶対祓う。
そしてまた鳴り響く轟音。音の方を見れば、さっき私達が降りてきた穴が木の根っこのようなもので塞がれていた。
……完全に逃がさない、いや、五条悟をここで完全に殺す気だ。
五「んなことしなくたって逃げないよ」
はーっと小さな溜息をつく五条。
五「僕が逃げたらオマエらここの人間全員殺すだろ？」
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REI - 12限目の夢主の顔に爆笑www (2021年7月24日 14時) (
レス) id: bd6d581c0c (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - メガネトリオさん» メガネトリオさん！ご丁寧にありがとうございます…！！お返事遅くなってしまって大変申し訳ないです！ご指摘感謝致します…！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、ではないでしょうか？ 追記‥前のコメント間違えました！すみません！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - .さん» 大変失礼致しました…！すぐ訂正させていただきます…！ご指摘感謝です。ありがとうございます。 (2020年12月8日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年10月15日 13時
