ほ の ぼ の 廻 戦 ４【呪術廻戦】《短編集》

内に秘めたもの１《乙骨憂太》 ページ39

真白さんリクエストです！ありがとうございます！
お待たせ致しました！！

※0巻の途中の時系列です！
※安定の同期設定！
※勿論お付き合い済み！
※乙骨sideでお送りします！(少しヤンデレ気味)

それではどうぞ！
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五「はーい、そんじゃーメンバー交代ねー」




五条先生のパンパンと手を叩く音が近くに響き渡る。それを聞いた僕達は一斉に先生の方へ向き直った。





今僕達は五条先生監督の元で組手の練習をしていた。





五「んじゃあ今負けた方が時計回りに回ろうか。憂太とこは？決着ついた？」




そう言われて目の前のパンダ君の方を見る。一応僕の勝ちってことで決着はついていた。




パ「俺が負けたよ」




五「りょうかい！真希のとこは？」





真「んなの聞かなくても分かんだろ。Aの圧勝だっての」





五「えー？冷たくない？ま、いいけど。んじゃ次は僕とA、パンダと棘、憂太と真希ね」







……次は禪院さんとか。Aとやりたかったな。









チラッとAの方を見ると先生に『よろしくお願いします！』と笑顔を振り撒いていた。






＿＿＿＿そんな笑顔誰にでも振舞っていいわけ無いからね……






真「憂太とか…絶対負けるじゃねぇか」





「そんなことないよ禪院さん！僕の方が負けるかもしれないし！」






はいはい時間ないよーと先生は急かす。よーいドンの合図でまた僕達は組手を始めた。







数分後、授業終了のチャイムが鳴る。






真「結局憂太と2回やったけど、どっちも勝てたわ」




「やっぱり禪院さんは強いね……ボコボコにされちゃったよ」





あははと照れ隠しに笑いながらそう返事をする。





パ「俺は悟には結局一手も入れられなかったしな。そう比べたら棘とAはすげぇよ」




真「え、棘はまだしもAまで悟に入れたのか？」





パ「おう。ほら今褒められてる」





パンダ君が指さす方向には「強くなったじゃん〜」と五条先生に頭を撫でられるAの姿があった。






その様子に満更でもなく嬉しそうなAの姿。







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なんかすごいムカつく






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そんな顔誰にでも見せてることが。



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そう思うと、嫉妬でどうにかなりそうだ…







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それは僕だけが見ていいものだよね。






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いや、僕だけに見せてくれたらいいのに。

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