存分に甘やかして２《真人》 ページ33
「今日のドラマも面白かったね」
ベットに横になり、私を抱きしめながらそういう真人。その言葉に私も『そうだね』と返事を返した。
毎週、楽しみにしているドラマを2人で見てから眠るのが私たちの金曜日。次の日が休みだったらお酒とか飲んだりするんだけど
「てかA明日仕事でしょ？こんな遅くまで起きてて大丈夫？」
そう。実は明日、というかもう日付をまたいでるので今日。生憎仕事がある。
『うん……だって真人が起こしてくれるもん……あー仕事行きたくないなぁ……』
そう言ってモゾモゾと近づき、真人の胸に顔を填めた。
「あれどうしたの？今日は随分甘えたさんだね？」
フフっと軽く笑うと真人は私の髪を撫で始めた。それがなんとも心地よくて思わず目を瞑ってしまう。
「ほんとAの髪ってサラサラだよね……キスしたくなる」
私の髪を透かしながら優しく口付けを落とすと彼はまた私の髪を指で流し始めた。
顔に少し熱が集中するのが分かる。
「それにすっごくいい匂いするし……俺この匂い好き」
と匂いを確かめるかのように更にギュッと抱き締めてくる真人。
こんなに甘やかされたら、仕事行く気失せちゃう……
でもなんでだろう。
もっともっと甘やかしてほしい。
もっともっと抱き締めてほしいって思うなんて……
「Aどうしたの？俺の事そんなにじっと見つめて」
少し微笑みを含んだ表情をした真人とバッチリ視線が合う。
『……何もな「何も無いわけ……ないよね？」……っ』
ほら。真人には全てお見通しだ。
「口で言ってくれないと……分からないなぁ？」
ホントは言いたいけど、恥ずかしくて言えない……
少し黙っていると「ごめんごめん。意地悪しすぎた」と前髪をあげてキスを落としてきた。
「今日はずっと抱き締めたまま寝てあげるから、俺の温もり存分に感じて？」
そんな声が最後に聞こえてきて、私の意識は途切れた。
「おやすみA」
もう一度私の額にキスを落としてるなんて知らないで。
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玲花さん！リクエストありがとうございました！お待たせしてしまって申し訳ないです！
いかがだったでしょうか……？お気に召して頂けたら幸いです！
また是非お待ちしております！ありがとうございました！！
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kon - リクエスト書いてくださり、ありがとうございました。漸く読めました。凄い良かったです。やはり五条先生最高ですね。またリクエストさせていただくと思いますがよろしくお願いします。 (2021年1月9日 16時) (
レス) id: 562bce1e3a (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - パンさん» わああ嬉しいです！ありがとうございます！！実は1番考えたセリフなのでそう言って貰えるととても嬉しいです！ありがとうございます！！(●≧∀)ｷｬｯ (2021年1月7日 11時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 伊織さん» 伊織さん！了解致しました！！少しお時間いただきますね！！ (2021年1月7日 11時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
パン - 「へへっ」って。それはイカン、可愛い。可愛いが過ぎる。キュン死するぅ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 137cca8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - あ、二つ目の方のリクエスト、書き忘れてましたが「両片思い」「同期」でお願いします！ (2021年1月6日 20時) (レス) id: 562bce1e3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年12月13日 23時
