食べ物の恨みは怖いんだぞ1《虎杖悠仁》 ページ11
ちゃんみおさんリクエストです!お待たせしました!ありがとうございます!
※勿論お付き合い済み!
※安定の同期設定で!
それではどうぞ!
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『あれっ……ない、ない…っ』
夜9時。冷蔵庫を漁る私。
報告書作成の休憩がてら、この前の休日に早朝の寒い時間から死ぬ気で並んでゲットした超レアなミルクレープを食べようと冷蔵庫に「こんにちは」しに来たのだが、無い。
あれ。おかしいな。
何故だ。
絶対にいつもデザートを置く場所に置いたはずなのに……
誰だ食べたヤツ。
そりゃ私が夜中に寝ぼけて食べたって言うなら話は違うけど……
私に無断で食べたのなら絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に許さない。食べ物の恨みは怖いんだぞ。
「A〜どしたの?」
とリビングから顔を覗かせる悠仁。実は今日は悠仁も来ていて一緒に報告書を作成していた。
『ん〜ちょっと探し物』
冷蔵庫に顔を突っ込んだままそう返事をした。後ろから足音が近づいて来ると悠仁は「はぁ〜美味かった〜!」と声を漏らした。
____その途端、ピクリと私の動きが止まる。
冷蔵庫から急いで顔を出して悠仁に視線をやれば、手には何やらクリームの付いたフォークと同じくクリームが少し残った小さな箱を持っていた。
その途端、頭によぎるミルクレープ。
悠仁が____私に無断で食べた。
『……ねぇ悠仁。それ何処で見つけたの』
「え?Aの冷蔵庫から」
「いや〜まじで超美味かった!」と何事もないかのように笑いながら冷蔵庫を指さす悠仁にカチンときて思わず大声を出した。
『何で食べたの!?あのミルクレープ…私のなの!!』
「え!そうなの!?ごめん!」
と漸く状況を理解したようで少し焦る悠仁。
『ごめんで済むわけないでしょ!私がどれっ…だけ苦労して手に入れたかも知らないくせに……!』
段々と怒りがヒートアップしていき、雰囲気がどんどん悪くなる。
「だから悪かったって!あ、そうだ!今度買いに『行けるわけないでしょ!あれもう売ってないの!』……じゃあなんか代わりに『もういいよっ……!!』……ちょっと待てよ!」
もう悠仁と顔も合わせたくなくて足早にここを去ってしまいたかったけど、悠仁に腕を掴まれたことによってそれは阻止された。
食べ物の恨みは怖いんだぞ2《虎杖悠仁》→←僕が1番でしょ2《五条悟》
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kon - リクエスト書いてくださり、ありがとうございました。漸く読めました。凄い良かったです。やはり五条先生最高ですね。またリクエストさせていただくと思いますがよろしくお願いします。 (2021年1月9日 16時) (レス) id: 562bce1e3a (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - パンさん» わああ嬉しいです!ありがとうございます!!実は1番考えたセリフなのでそう言って貰えるととても嬉しいです!ありがとうございます!!(●≧∀)キャッ (2021年1月7日 11時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 伊織さん» 伊織さん!了解致しました!!少しお時間いただきますね!! (2021年1月7日 11時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
パン - 「へへっ」って。それはイカン、可愛い。可愛いが過ぎる。キュン死するぅ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 137cca8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - あ、二つ目の方のリクエスト、書き忘れてましたが「両片思い」「同期」でお願いします! (2021年1月6日 20時) (レス) id: 562bce1e3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年12月13日 23時