絶望プリズンの世界第57話 探索パート ページ7
サトミ
「わ、わかりました……す、すみません……」
キヨコ
「ふふ……飼い犬のしつけがなっていないわよ?」
フミ
「副会長は犬なんかではありません。貴方こそ学園の生徒であるならば言葉遣いに気をつけなさい、それと……これ以上演説を続ける気なら……覚悟しておいてくださいね」
キヨコ
「くっ……何よ!どうせ生徒会長になれたのも、理事長があなたのお父様だからでしょう!」
フミ
「…………行きましょう。副会長……」
サトミ
「は、はい……」ザッザッザ
キヨコ
「チッ……ロボット女のくせに……」ザッザッザ
キスケ
「行っちまったな」
タクヤ
「なんか……凄い修羅場感が……」
ノブユキ
「そうだね……」
コウ
「キヨコは、ずいぶん理事長を恨んでいるな……」
リンタロウ
「ということは……ドッペルゲンガーの可能性があるね♪」
生徒会室前
A
「たしか……ここって」
ノブユキ
「生徒会室。そうだ!フミさんに話を聞けば……理事長について何か教えてもらえるんじゃないかな……」
コウ
「なるほど。確かに、聞いてみる価値はあるな」
キスケ
「早速聞いてみようぜ」
生徒会室
リンタロウ
「失礼しま〜す♪………あれ?誰もいないね」
タクヤ
「どうやら、戻ってきてないみたいだな。出直すか?」
コウ
「いや、待っていればいずれ来るだろう。」
キスケ
「そうだな。それに、誰もいない今がチャンスだ。この部屋を調べちゃおうぜ?」
引き出し
A
「在校生資料?」
コウ
「写真付きだな。ん?奥に何か……手帳?これはフミのものか」
リンタロウ
「どれどれ〜?「私の人生は退屈。私はいったい何のために生きているのか…。時々、わからなくなる…。鉄の女だなんてあだ名で呼ばれて…。本当は鉄じゃないのに…。ただの女の子なのに…。」って書いてあるね♪」
キスケ
「会長ちゃんにも、こういう一面があるんだな……」
ガチャ
フミ
「貴方たち、そこで何をしてるの?」
--------続く-------
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作者名:(*´ω`*)ニャ〜 | 作成日時:2020年8月31日 15時