絶望プリズンの世界第78話 ページ18
トオル
「い、いったい何事だ！」
フミ
「え〜、突然驚かしてゴメンナサイ。今日はみんなに私のことを知ってもらいたくて来ました。私の名前は黒木フミ……この学園の生徒会長です」
トオル
「フミ……！何をやっているんだ……！」
フミ
「お父さん。私、もう決めたから……お父さんに決められた将来なんていらない。私の将来は自分で決めるわ……」
トオル
「おまえ……何を言って……と、とにかく早くやめなさ……」
サトミ
「ちょっと待ってください、理事長先生！どうか…会長の話を聞いてあげてください」
A
(サトミ君……会長思いだね〜。それと、フミちゃん……私があげた楽器を使ってくれてうれしいよ)
マチ
「会長〜！歌って！」
ルイ
「私も聞きたいー！！」
A
(私も聞きたーいｗｗ！フミちゃん……吹っ切れたね)
激しい音楽に合わせて生徒たちは大歓声を上げている
数時間後
BARラブリー男爵
ガチャ
フミ
「こ、こんばんは」
マチ
「やっと来た！」
フミ
「ゴメンナサイ、遅くなってしまって……」
タクヤ
「先生たちに怒られたのか？」
フミ
「ええ……こっぴどくね……」
コウ
「だろうな……とにかく、早く始めるか」
リンタロウ
「あれ〜？珍しく乗り気じゃん♪」
コウ
「ち、違う！早く終わらしたいだけだ！」
リンタロウ
「そういうことにしておくよ〜」
マチ
「その楽器……かっこいいね！お金は大丈夫だったの？」
フミ
「これは……埼狼さんがくれたの。しかも、世界に一台しかない……私だけのモノ」
マチ
「マジで！？すごいじゃん！」
A
「わ、私の能力で出して……少し改造しただけだよ……」
ルイ
「それでもすごいよ！そうだ！もしよかったらフミちゃんもオカルト部に入らない？」
--------続く--------
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作者名：(*´ω`*)ﾆｬ〜 | 作成日時：2020年8月31日 15時
