【ヒロアカ】平和の象徴になれない私は……【２】 (ページ6)

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どうやって展開を進めようか迷っているんだって！変な進展だとハテナになるからねぇページ6

ネイティブはすぐに起き上がり緑谷をおんぶしている

緑谷
「いえ……一対一でヒーロー殺しの"個性"だともう仕方ないと思います……強すぎる……」

轟
「三対一の上にコイツ自身のミスがあってギリギリ勝てた。多分焦って緑谷の復活時間が頭から抜けてたんじゃねえかな。ラスト飯田のレジプロはともかく……緑谷の動きに対応がなかった」

A
「無事でよかったよ……けがの手当てするね。一番ひどい飯田くんから」

さぁ治療をしようとした瞬間グラントリノが細道から出てきた

グラントリノ
「何故おまえがここに！！！」

緑谷
「グラントリノ！！！」

グラントリノは「座ってろつったろ！！！」といいながら緑谷の顔面を一発蹴り上げた

グラントリノ
「まァ……よぅわからんがとりあえず、無事なら良かった」

その後エンデヴァーから応援要請を受けたプロヒーローたちが細道から出てきた

「子供……！？」

「ひどい怪我だ。救急車呼べ！！」

「おいこいつ……ヒーロー殺し！！？」

「応急処置ができる奴はいるか！！道具がないんだ！」

A
「私道具持ってるし出来ます！」

「ならお願いする！」

A
「はい！じゃあ、飯田くん腕出して」

飯田
「少し……待ってくれ」

A
「良いけど……？」

飯田は緑谷と轟の前に立ち頭を下げた

飯田
「二人とも……僕のせいで傷を負わせた。本当に済まなかった……何も……見えなく……なってしまっていた……！」

緑谷
「……僕もごめんね。君があそこまで思いつめてたのに全然見えてなかったんだ。友達なのに……」

轟
「しっかりしてくれよ。委員長だろ」

飯田
「……うん……」

飯田のやるべきことは終わったらしく腕を前に出してくれた
すぐに止血をし痛み止めを打とうとした瞬間
何かを感じ取ったグラントリノが「伏せろ！！」と言ってきた

グラントリノが見ている方に視線を向けると空飛ぶ脳無がこちらに近づき緑谷をさらっていった

「「「緑谷くん！！」」」

緑谷を掴んだままこれ以上高く空を飛んだら助け出せなくなる

その中でただ一人……ヒーローより早く動いたものがいた
そいつは縄をほどき脳無に向かって刃を振るった

ステイン
「偽物が蔓延るこの社会も徒に"力"を振りまく犯罪者も粛清対象だ……

全ては

正しき

社会の為に」

「助けた……！？」

「バカ人質取ったんだ」

「躊躇なく人殺しやがったぜ」

「いいから戦闘態勢取れ！取り敢えず！」