【ヒロアカ】平和の象徴になれない私は……【２】 (ページ29)

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まさかの○○！？ページ29

爆豪
「てめェ……自分が何言ってんのかわかってんのか！？」

Aが言っている意味……そう裏切りだ

A
「爆豪くんこそ。ここで断ったらどうなるか分かってるの？」

ーー勝てない……だから従順になるしかないの……

死柄木
「落ち着けよ。取り敢えず交渉成立だ」

その後死柄木はテレビをつけ
とあるチャンネルを私たちに見せてきた

「では先程行われた。雄英高校謝罪会見の一部をご覧ください」

ーーあ、相澤先生……！？

相澤
「この旅我々の不備からヒーロー科1年生28名に被害が及んでしまったこと。ヒーロー育成の場でありながら敵意への防衛を怠り社会に不安を与えたこと謹んでお詫び申し上げます

誠に申し訳ございませんでした」

「NHAです。雄英高校は今年に入って4回。生徒がヴィランと接触していますが今回生徒に被害が出るまで各御家庭にはどのような説明をされていたのか。又具体的にどのような対策を行って来たのかお聞かせください」

根津
「周辺地域の警備強化。校内の防犯システム再検討。"強い姿勢"で生徒の安全を保障する……と説明しておりました」

死柄木
「不思議なもんだよなあ……なぜ奴らが攻められている！？奴らはすこーし対応がズレただけだ！守るのが仕事だから？誰にだってミスの一つや2つある！「お前らは完璧でいろ」って！？

現代ヒーローってのは堅っ苦しいなぁ」

スピナー
「守るという行為に対価が発生した時点でヒーローはヒーローでなくなった。これがステインのご教示！！」

「人の命を金や自己顕示に変換する異様。それをルールでぎちぎちと守る社会。敗北者を励ますどころか責め立てる国民

俺たちの戦いは「問い」ヒーローとは正義とは何かこの社会が本当に正しいのか一人一人に考えてもらう！俺たちは勝つつもりだ」

死柄木
「君も勝つのは好きだろ。茶毘拘束外せ」

茶毘
「は？女の方は分からねえが男の方は確実に暴れるぞ」

死柄木
「いいんだよ。対等に扱わなきゃな。スカウトだのも。それにこの状況で暴れて勝てるかどうかわからないような男じゃないだろ？雄英生」

茶毘は拘束を外さずトゥワイスに拘束を外せと命令した
渋々ながらだがAたちの拘束を外した

Mr.コンプレス
「強引な手段だったのは謝るよ……けどな我々は悪事と呼ばれる行為に勤しむただの暴徒じゃねえのをわかってくれ

君らをさらったのは偶々じゃねえここにいる者事情は違えど人にルールにヒーローに縛られ……苦しんだ。君ならそれを――……」