一般隊士の私は鬼殺隊と仲良くなります (ページ35)

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私がここを去るときは…… ページ35

炭治郎
「鎹鴉は主人によって個性があります。お爺ちゃんだったら水柱様。雀だったら我妻。そして青のリボンを巻いているのが水津淶……と見分けがつく者が大半です

では話を戻して柱について説明していきます

柱は鬼殺隊の中で最高位の階級です。定員は「柱」の画数と同じで九名です。そして柱は〇柱と呼ばれます。水の呼吸を極めていたら水柱と言う感じです

そして柱はとても強いため優遇されます。刃元に鬼殺隊の信念である『惡鬼滅殺』の四文字が刻まれた特別な意匠の日輪刀を所持しています。これは席次を一目で周知する階級章の役割にもなりますね。

そして当主との謁見並びに、半年に一度開かれる柱合会議への参席を許されています。お館様に合えるなんて羨ましいですね
そして最高位の階級なので現場指揮などの裁量権も有するんです。給料は望む分だけ貰う事が認められ、住居を所望すれば屋敷を与えられます

因みに柱合会議とは鬼殺隊の最高位である柱が、半年に一度鬼殺隊本部に集い、当主の下で行う定期的な御前会議の事です」

A
「これで私達鬼殺隊が言いたいことは終わりです。急に何でこんなことをしたんだろう?と思う方まいらっしゃいますよね。理由としましては最近鬼が増えてきて鬼について理解の無いヒーローが邪魔で邪魔で仕方なかったんです

そのせいで何人もの隊士や一般人、ヒーローが死んでしまいましたからね。と言うわけで雄英と鬼殺隊は良い関係を築きたいなと思いここに来たわけです。私は雄英と関わっていたからそのつなぎ役みたいなものですね」

緑谷
「ずっと気になってたことがあるんだけどいいかな……?鬼殺隊の質問じゃなくて水津來さんについての質問なんだけど……」

A
「もちろんいいですよ?」

緑谷
「よかった……えっと、水津來さんは昔の仲間に出会うためにここに来たんだよね。それで、その昔の仲間は多分鬼殺隊の事で……水津來さんの目的は達成できた。水津來さんはヒーローになりに来たわけじゃないし目的は達成してる……だから雄英……やめるのかなって思っちゃって」

確かに。そういえばいる意味ない……何で気がつかなかったんだろう

A
「いや、学校はやめないよ。何故だか愛着が湧いちゃって……きっとここを去るときはみんなと一緒に卒業する時だよ」

炭治郎
「と、言うわけで我々鬼殺隊は雄英と良い関係を築きたいです。なので昼間見かけたら是非話しかけに来てください!!ここまで聞いてくれてありがとうございました」