絶望プリズンの世界へ行ってみよう！ (ページ19)

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絶望プリズンの世界第20話　誤字修正ページ19

アンとミカコ

シロウ
「どうも～。ミカコさん」

ミカコ
「キミたちは……」

アン
「オカルト部？なんでこんなところに」

シロウ
「少し聞きたいことがありまして……」

ミカコ
「聞きたいこと？」

シロウ
「単刀直入に言いますが……貴方が、カナさんを自殺に追い込んだ主犯なんですよね？」

アン
「私が主犯でいじめたですって……それ、だれから聞いたの？」

シロウ
「アリスさんから……」

アン
「アリスはうそつきだから信じない方がいいよ」

リンタロウ
「嘘つき？」

アン
「自分を守るために平気に嘘をつくんだよねー。それにアイツもカナをいじめてたし」

リンタロウ
「ふーん……まぁ、キミたちもカナさんをいじめてたんだから、同罪だよね～」

アン
「なっ……！あ、あんたに何がわかるのよ。ミカコ、行くよ……」

ミカコ
「う、うん……」

ルイ
「い、いっちゃった……」

コウ
「ミカコ……だったか？なんか言いたげだったが……」

タクヤ
「探してみるか……」

タッタッタッ

リンタロウ
「あれ？戻ってきたみたい。どうしたの？」

ミカコ
「言いたいことがあって……」

リンタロウ
「言いたいこと？」

ミカコ
「私は、カナさんのことをいじめっていないから…！」

リンタロウ
「わざわざそれを言いに？」

ミカコ
「う、うん……」

シロウ
「ミカコさん、こんな話を知っていますか？」

ミカコ
「話し？」

シロウ
「はい。いじめは加害者も悪いですが……第三者も悪いんです……つまりミカコさんみたいに何もせずに見守っていることは立派ないじめです……」

ミカコ
「そ、それは……あ、あなたたちに何がわかるの？もし歯向かったら……何されるか分かんない……」

リンタロウ
「じゃあなんで、あの子たちとかかわりを持っているの？いやなら逃げちゃえばいいじゃん♪」

ミカコ
「無、無理だよ……え、えっと……もう行くね。じゃあね……」ダッダッダ

リンタロウ
「いっちゃった～……」

A
「あ、あの……もう遅い時間ですし……明日探索しませんか？」

タクヤ
「そうだな。そろそろ暗くなってきたし。いったん帰るか」

--------続く--------