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べん、べべべん
べんべんべんべんべん
カッカッ
どどどん！
よぉ〜っっぽん！
パチパチパチパチパチ
「よっ！八十四代目！鯨心亭(くじらしんてい)氷柱岸！(つららきし)」
「またあんたの話を聞けるのね！！」
「待ってました！！」
『、、、、コホン、えー
まぁこればっかしはどうもいかんのですよ
あたしゃ海を渡って話をするのが好きでして
最近じゃ“麦わらの一味”なんて有名みてぇですなぁ〜』
パッと扇子を広げて腕を上げる
そしてパタパタと煽いでみる
『船で海を渡っていると遠くにですね
空と海の境目って言うのが見えるんですよ
まぁ、上を見ると鳥がパタパタと気持ちよくまぁ飛んでいること
で、思うんですよ
背が高くなって見る世界が違う、
あぁ、自分も“歳”をとったと、、、、』
「何が歳だぁ！！」
「氷柱岸〜！！あんたまだ
二十歳過ぎたばっかだろう！！」
『あら、こりゃ失礼
え〜、何でしたっけ？
そうそう！ここ、ワノ国はそこまで海賊は見ませんが
あたしゃ世界を回っていると
色々見るんですわぁ』
まぁ、こうやって人を虜にすることを
昔っからやっております
今日はワノ国でしたが
ちょいちょい違う島もまた行こうと思いまして
知り合いはひ、ふ、み、よ・・・まぁとにかく
今から始まりが私の物語りということで
『では、はじまりますが命取り
この世の果ては海賊王を狙う海賊たちの熾烈な戦い
生きにくい世の中ではありますが
まぁ、いい体験ができると思います。
では、海を渡っていきましょう。』
そう言って女は潮風に当たりながら三味線を弾いていくのであった。
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鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年9月6日 7時) (
レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - これまでにこのような話を読んだことがないのですが、とても面白いです！！続きを楽しみに待っています！ (2019年9月2日 20時) (レス) id: 4c2da96b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎マカロン | 作成日時：2019年8月15日 23時
