貴方の一生が私の一生 (ページ20)

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付ページ20

「おれはわかっていたのだよ

　この二人がお互い思いあっているということをな

　まぁ、俺はランちゃん大好きだったから？

　まぁ、俺かっこいいし？

　まぁ、ＯＫもらえると思ってたし？

　まぁ、それでよ

　こいつらいっつも見つめ合ってるし？

　もう好きなんじゃねーかよ！って思っててよ？

　まぁ、手伝ってあげたっつーわけよ！」

『靖人くん』

ポンと肩に手を置く私

『泣きたいときは泣いていいんだぜ☆』

「、、、、

　うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
　
　アカリちゃん！付き合ってくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！」

『ごめん、私ナルシスト嫌い☆』

「そんなはっきりしてるアカリちゃんかわいいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！」

ごめんね

私は王子を見る人生を選んだの

王子はランちゃんと光雄と楽しく話している

靖人の紙を撫でながらそっちを見ていると

靖人がグイッと腕を引っ張った

「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」

『えっ』

靖人はニッコリと笑って王子たちの群れへと入った

『あー、もう！』

これ以上この輪に入ってはいけないのかもしれない

＿＿「ストーカーちゃんは王子が大好きなんだね」＿＿

『チッ

　ふざけやがって』