兎 ページ34
「アカリ！！」
バァン！！とドアが壊れる勢い
『カク、ドアと私の心臓が壊れる』
「あの林檎はなんじゃ！」
『林檎…あ！あー、兎型の』
「可愛すぎて林檎食べるのに1時間かかったわい！」
えぇ、めっちゃ仕事に支障でてんじゃん
「おかげでルッチとパウリーにしばかれたわい」
『それ私のせいじゃないね、カクのせいだね』
「あれの為に朝ご飯一緒に食べんかったのか？」
『…ダメだった？』
カクはアカリの顔を見てため息をついた
『え、なんでため息ｯｯわぶ』
カクに引っ張られぎゅうぅっと抱きつかれる
「ダメなわけじゃない、嬉しすぎたんじゃ
アカリ…大好きじゃぞ…」
『…好きだよ』
アカリも一応カクの腰に腕をまく
「(可愛いのう)」
『………』
パッと絡めた腕を離しスっとカクから離れる
「なっ？！何故離れる！」
『せっかくの料理が冷めちゃうから
ほら、見て』
カクは顔をテーブルに向ける
すると以前話していたワノ国とやらの料理が並んでいた
『再現出来てるからあまりわかんないけど、少しでも楽しんでくれれば嬉しいかな』
「す、凄いのう」
カクは料理に引き寄せられるように椅子に座り
焼きそばから手をつけた
「む？！」
『え、不味かった？！』
アカリは慌てて向かい側の先へ座りカクのようすをみる
不味いわけでは内容だ
ガツガツと無我夢中で食べるカク
『よ、良かったぁ』
「アカリ」
『な、何？』
カクはニカッと笑った
「上手い！」
___「上手い！」___
ルフィの顔と重なった
ポロポロと涙が出てくる
「なっ？！どうしたんじゃアカリ！」
『いや、嬉し泣き、気にしないで食べて
そしていっぱい美味しいって言って！』
アカリの目を見てカクは何を思ったのかは知らないが
「よし、わかったぞ！」
と言うとまたご飯を勢いよく食べていく
「上手い！アカリはやはり料理の天才じゃ！」
『いっ、言い過ぎ…』
アカリは頬を赤らめながら言う
「(やっぱり可愛いのう)」
カクにとっては幸せな時間であった
『(ルフィ…)』
アカリが他の男のことを考えてるとも知らずに
続く
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kthk0604519(プロフ) - 更新楽しみにまってます！頑張ってください！ (2021年8月22日 4時) (
レス) id: e00d21cd5b (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートソース(プロフ) - めっちゃ面白かったです！更新頑張ってください！ (2021年6月3日 23時) (レス) id: a8c1fc5263 (このIDを非表示/違反報告)
エドワールド(プロフ) - これ本当好き。⊂(･ω･*⊂) 更新頑張ってください！！ (2020年9月13日 14時) (レス) id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - ちょー楽しみにしてます！！頑張ってください。 (2020年5月19日 11時) (レス) id: 44beeb878b (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - えっお、おっ終わりですか？行事教えてくださいよぉ〜。自分分からないんです…。 (2020年5月5日 23時) (レス) id: 1b1a2fb3b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎マカロン | 作成日時：2019年2月12日 14時
