血筋 ページ10
『ありがとう康一くん』
｢いえいえ、そんな対したことしてないですよ、いやぁ由花子さんが来てよかった｣
『由花子さんもありがとうございます』
｢そんな、私こそ突き飛ばそうとしてごめんなさい｣
あ、アカリ生きてます、こんにちは
今喫茶店でゆったりしてます
手当してくれようとした広瀬康一くんが私に触れようとした時
血相を変えた山岸由花子が走って来まして
危うく殺されかけましたが内容話すとテキパキと私の手当してくれてお詫びにという事で喫茶店にいるという
｢あ、アカリさん、あのさっきの"これ"の話なんですが｣
康一くんはまた何かを私に見せてきた
『え、あ、幽霊』
｢違います！これはスタンドというものです｣
『へ、へぇ、厨二病みたい…
由花子さんも見えるんですか？』
｢えぇ、私もスタンドを使えるから｣
そう言うと由花子さんは髪を自由自在に操っていた
『な、なるほど
じゃあ私が見えるようになった理由は怪我をしたからという事で…合ってるのかな？』
｢そうね、話を聞く限り何かが刺さったって言うものは
多分矢で間違いないはずだわ｣
｢うん、僕もそう思うよ｣
『でも私そういうのどうやって出せるかわかんないし、ましてやスタンドってあるんですかね？』
｢アカリさんが死んでないのが答えなんだよ｣
康一くんは真剣な顔で言ってきた
『死んでない？それが答え？』
｢出血が酷かったと思うし本来なら死んでるはずなんだ、でも生きてるってことは素質があったってことになるんだ、僕も由花子さんもその矢でこうやってスタンドが見える、使えるようになったから｣
嘘ん、2人とも経験者やったんかい
『因みに知り合いにもスタンド使える人いるの？』
私は珈琲を頼んでいたので珈琲を飲みながら聞いてみた
｢アカリさん知ってるかな、僕達と一緒の学校の仗助くんと億泰くん｣
ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ
『へ、へぇ、そ、そ、そ、そうなんだ』
｢えぇ？アカリさん？！なんで震えてるの？！もしかして急激に身体の温度が下がったとか？！｣
｢…、アカリさんもしかしてあなたその二人知っているの？｣
ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ
『(どいつもこいつも勘がよくって困りますことぉぉぉぉ)』
アカリはとことん運がないそうな…
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にぃ - めちゃくちゃ面白いです！更新まってます！ (12月3日 14時) (
レス) @page10 id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ - すっごく面白いです！続きの展開が気になります！更新待ってます。応援してます！！！ (11月20日 17時) (レス) @page10 id: 7852438752 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - 続きお待ちしております (11月13日 19時) (レス) @page7 id: 1666289728 (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - めっちゃ続きが気になる展開…！更新応援してます！ (11月13日 14時) (レス) @page7 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
霊霊 - つづき楽しみです頑張ってください (6月19日 18時) (レス) @page3 id: 1666289728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎マカロン | 作成日時：2023年6月6日 1時
