よし、走るか [H×H] (ページ4)

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走ってページ4

追いかけっこはあれから3時間ぐらいたった

ただ問題がある

『(試しの門あけなやんけ？！)』

いや結構離れたけど、うーむ、どうするか

きっと怒られるだろう

いや、針で殺されるわ

私は勢いよく後ろを振り替える

「？！」

猛ダッシュでイルミに近づいて

両手でイルミの両肩を思いっきりおした

「あ」

『じゃ』

そしてまた思いっきり走る

よし、時間は稼げた

「(まさか押してくるとは、今日は俺の負けかな)」

イルミが五歳の時にアカリが生まれたとシルバに連絡が来た

「そうか、おめでとう」

「ははは、シルバ兄さんにはかなわないさ」

「こっちもまた男が生まれてな、ミルキって言うんだ、そっちは何て言うんだ？」

「アカリさ、可愛い女の子だ、俺は元々暗殺は得意じゃないから俺に似そうで怖くてさ、嫁がピカイチだがとりあえず元気よく育ってくれればいいと思う」

「そうだな、今度こっちに遊びに来ないか？イルミも喜ぶと思う」

「あー！イルミくんか！もう四、五歳？かな？嫁にも言っておくよ！来週ぐらいに行くと思うよ、なー？アカリ？」

「あぁ、うちのキキョウも喜ぶ」

と言うわけで私とイルミは出会うのだが

あれは私が十歳のときだった

「父さん、今週アカリが来るんだっけ？」

「あぁ、そうだが」

「ふーん」

ちょっとした事件がおきた