俺のモノになれよ！ー２ー

35.『本当の気持ちは…』 ページ16

『何しに来たの…』

ショウ「偵察。A達の様子が気になってさぁ…けど、壊れてないからつまんない」



呆れながら言うショウ



キルア「あんなことしたって俺達の仲は引き裂けないぜ」

ショウ「そうみたいだね…どーしよっかなぁ…」



考え込むショウに私は話しかけた



『ねぇ、何で私達の邪魔するの？』



ショウは驚いた顔をして答えた



ショウ「はぁ？そんなのAが好きだからに決まってんじゃん。だから引き裂けこうとしてるんだよ」



私を好き…？



違う…



『あなたは私を好きなんじゃない…』

ショウ「はぁ？何でそんなことわかるのぉ？」

『私のことが好きなら…こんな酷いことしないはず！』



私がそこまで言うと、ショウは…



ショウ「Aもそんなこと言うんだぁ…俺のモノにならないなら…いらないや」



そう言ってナイフを投げてくる



避けられない！



ガシッ



『キルアっ！？』



目の前にはナイフを手で持ったキルア



私を助けてくれたようだ



キルア「お前…好きな奴に何してんだよ！こんなことしていいのかよ！？」

ショウ「…っ！！」

キルア「取られたからって奪い返そうともしないで切り捨てるとか…バカだろ…」

ショウ「取り返すなんて無理だから」

キルア「諦めんなよ！お前は十分優しいし強い…だからその力を他のところで使えよ！」

ショウ「えっ…」

キルア「誰かを…守るためとかさ…」



キルアがそこまで言うと、ショウが私の所に来た



ショウ「A…いろいろゴメン…」



ショウが謝ってきた



だから、私は…



『いいよ♪私は今でもショウのこと好きだからね！』



と、言った

36.『私はキルアのモノだもんっ♪』→←34.『仲直り』

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す