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知らない場所。
記憶の片隅にすらいない知らない顔。
どうして私の目の前には、２つの知らない顔がいるのだろうか。
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＿＿＿あ、起きたんだ。、、ねえ！！！起きたよーー！
この大きな声を聞いたからか、どこからかもう１人の知らない人が来た。
__「起きたんだね。おはよう」
朝から爽やかすぎる挨拶をくれる彼と、
__「ねえ、おはようって言われたらおはようって返すんだよ、普通。
小学生の時に習わなかった？」
心底面倒くさそうな顔で言葉をくれる彼、
今のこの状況だと何を言われても怖い。
__「目が覚めたら、知らない場所にいたんだよ。普通は怖いはずでしょ。
だから、そんなこと言わないの。
ごめんね、いきない。始めまして、宮館涼太です。君の名前も聞いていいかな？
っとその前に、、。目黒が先に自己紹介するべきだよ。」
__「そんな怒らなくてもいいじゃん、、。
、、目黒蓮、、。」
目黒さんが名前を言った後、少し困ったように"こいつがごめんね"って笑った宮館さんにちょっとだけ安心した。
A「、、すいません、。川野辺Aです。
あの、、ここって、、。」
宮館「うん、Aちゃんね。
ここはね、一応俺が経営してるBARの２階。
昨日帰る途中、ベンチで倒れてるのか寝てるのか分からない女の子がいてね、つい連れてきちゃった。」
宮館さんの言葉を聞いて、血の気が引いてくのを感じる。
私は何回、他人に迷惑をかければ気が済むのか、。
自己嫌悪でどうにかなりそうだ。
目黒「ま、拾われたのが舘さんみたいな紳士で良かったな。
腹へったーー。舘さ、、涼太くんご飯できた？」
宮館「そうやって、都合のいい時だけ涼太くん呼びなんだから、、。(笑)
朝ごはん出来てるよ。下降りておいで。
Aちゃんも。詳しくは分からないけど、今日も仕事あるんじゃないの？」
そこでようやく忘れかけていた会社の存在に気が付いた。
A「、、あ！会社、。
折角なんですが、すみません。遅刻しそうなので、帰ります。」
宮館「、、分かった、って言いたいとこだけど、その顔色では送り出せないかな。
とりあえずご飯は食べて？着替えも妹のでいいなら貸すから。
それに、会社にはちゃんと車で送り届けるよ。、、、、目黒が。」
目黒さんは面倒くさそうな顔をしてたけど、
「送るからちゃんと食べろ」とそう言ってくれた。
私はつくづく人に恵まれている。
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りん(プロフ) - 雪路さん» コメントありがとうございます。素敵なお話と言っていただけて、とても嬉しいです！これからもよろしくお願いします。 (2021年9月5日 16時) (
レス) id: 8ae84f7e47 (このIDを非表示/違反報告)
雪路(プロフ) - 主人公の気持ちを考えると胸が詰まるようで泣いてしまいました。主人公のことをぎゅっと抱きしめてあげたいです。切なくて苦しいですが、素敵なお話で続きが楽しみです。 (2021年2月19日 19時) (レス) id: 5f4358dae5 (このIDを非表示/違反報告)
みんと - 見るの遅くなってごめんなさい！私の言葉に励まされたなんて…嬉しい限りです！こちらこそ、よろしくお願いします！ (2020年9月6日 18時) (レス) id: 117f5f4d5e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます。みんとさんのコメントにとても励まされました！今日からまた更新を再開していきます。これからもよろしくお願いします！ (2020年8月10日 21時) (レス) id: 8ae84f7e47 (このIDを非表示/違反報告)
みんと - すごく面白いです！低評価を押す人は気にしないでください！それ以上に応援している人がいます！これからも何かあれば頼ってください！ (2020年8月2日 14時) (レス) id: 117f5f4d5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2020年7月28日 15時
