・第二十八話・夢主side「えっ??」 ページ8
Aside
やば、変なこと考えてたから1人だけとても気まずい。自業自得なんだけど。
お互い特に何の会話もなく裕也は私の隣に座る。
『裕也…、ちゃんと髪乾かさないと。いつも言ってるのに聞かないなキミは。』
「ん…、すまん」
とりあえず何でもない話をしながらタオルで裕也の髪を乾かしてあげる。
シャンプーのいい匂いがする…。
もしかして私に乾かして貰いたくていつも中途半端に乾かしてくるのかな??
とかだったらめっちゃ可愛い。許す。
なんて事を思っているのもつかの間。
グラッ
『えっ、ちょ…!!』
ドサッ
急に裕也の体が倒れてきて重さに耐えられなかった私はそのままソファへと倒れてしまう。
すぐさま裕也は手をつき重心を支えるが私に覆いかぶさる状態に…。
も、もしかして湯冷めしちゃったんじゃ…!!
『ゆ、裕也?!大丈夫?!』
「……なにがだ」
『湯冷めしちゃったんじゃ…』
「違う…」
えっ違う??
明らかに貧血起こしたように見えたけど…。
……って、おい待てい。
ワタシイマオシタオサレテル…??
もしかして今の状況って……!!
私このままーー
「俺としたいのか??((ニヤリ」
『へっ!?///////((ボフッ』
あぁぁあぁぁやっぱりさっきの発言間に受けてるぅぅぅ!!
いやあのね!!全然間に受けてもらってもいいんだよ!!
いいんだけどね、こっちにも心の準備と言うものが…!!//////
わーーーーー!!////
私の心の中はパニックである。
『あ、あ、あの…、えっと…/////』
「答えなくていい」
裕也の手が私の頬に触れる。
ほんのり暖かい感覚が頬に伝わる。
あ、もしかして私このままキスされるのかな…。
もうどうにでもなれ!!
そう思いゆっくりと目を閉じる。
………………が。
ズルッ
急に私の頬から裕也の手が離れたかと思うと次の瞬間裕也の体が私の上になだれ込んできた。
…………へ????
『え、えっとー、裕也サン??』
「……スゥ…スゥ…」
……………ね、
寝てるぅぅぅぅぅぅ!?!?!?
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・第二十九話・夢主side「イタズラ」→←・第二十七話・「どうする??」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか? (5月17日 18時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - うぐふっ (2018年9月4日 18時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
望叶moka(プロフ) - はじめまして!!風見さん大好きな私からしてはとても面白くてキュンキュンします!(≧▽≦)次回はお熱くなる予定ですか……キャ───(*ノдノ)───ァめっちゃ楽しみにしてますね!!! (2018年8月17日 13時) (レス) id: b04e5afd09 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - Mach es!頑張れ!妹、滅べ (2018年8月16日 14時) (レス) id: 723d39c3a6 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - 初めまして。一気読みしました。もう降谷小悪魔だろう…(笑)面白かったです。 (2018年7月31日 15時) (レス) id: 48cf8ea98d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピカチュウ | 作成日時:2018年7月14日 4時