Prince 3 (ページ6)

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ミ「あらー、そんなことがあったのね (笑)」

いつの間にか俺の相談相手はミンユちゃんになっていた

はじめての時ミンユちゃんだって辛いはずなのにごめんって言ったら

" あんたら2人みたいなバカの相談のるの楽しいから全然いいわよ "

って(笑)

そして気づいたら保育園に来るようになってた

ミ「バカねー、気にすることないのに」

ジ「いや、これは男の勘だけどあいつやばい気がするんだよな」

ミ「何よそれㅋㅋㅋ」

ジ「それに嫌なとこつかれたし…、」

ミ「一般人とってとこ？」

ミンユちゃんの返事に俺は頷く

そう、ああは宣言したものの実際ほんとうにAを幸せにしてやれるか分からない

俺なりの幸せをしてやりたいし、一緒に作っていきたい

でも普通の女の子が憧れるような普通の幸せは多分してやれない

それは俺が芸能人という立場にいるから

もしAが普通の幸せを望んでいたら……、

ミ「それって心配することなくない？」

ジ「…え？」

ミ「だってあんたと付き合うって色んな覚悟がいるのよ？

普通の幸せだなんて無理に決まってる

応援してくれる人もいれば反感をする人もいる
誰に何を言われるか分からない
自由にデートすることも出来ない

きっとAは何回も悩んだことあるはずよ
誰にも何も言わなかったけど

でもね、それを踏まえた上でAはあんたが好きだから付き合ってるのよ？」

ミ「Aの覚悟なめないで、それにAはもう幸せなはずよ？
いつも楽しそうにあんたの話してくるんだもん

だからあんたもちゃんと覚悟を決めなさい
まだ覚悟が足りてないわ」

ジ「A……」

あいつが喜んで欲しいってそればっかり考えてその為に色んなことをしてきた

でも大事なことを忘れていた

ちゃんと話を聞いて、不安要素を取り除いてあげて、たくさん向き合って、

それがきっと足りていなかった

幸せだと思ってもらえることばかり考えて

ミ「はあ…ほんっとに、
こうしてる時間もきっと無駄
ほら早く今日も会いにいってらっしゃい

まだ起きてなくてもあんたが来てくれるとAは嬉しいはずよ」

時計を見ればもういい時間

ジ「わりぃ、ありがとう！行ってくる！！」

さっそうと立ち上がってそう伝えれば

はいよ～、なんてミンユちゃんは手を軽く振って

Aのことを考えれば考えるほど会いたくなった

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