Prince 3 (ページ5)

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今日はいつもより時間の空きが多い

今日は何を話そうか、そんなことばかり考えてる

病室の扉を開けて中に入れば

知らない男。

…何ちゃっかり手なんか握ってんだよ

ジ「お前………誰？」

ソ「はじめまして、こんにちわ。
ソウンと言います」

ソウン……？

………どこかで聞いたような、、

ミンユちゃんだ。

この男は……Aの、、、

ジ「あぁ、ジヨンです
僕の彼女に何か用です？」

なるべく平静を装って、

でもあえて自分のと付けたのは対抗心があるから

ソ「いえ…怪我をしたと聞いて…心配でお見舞いに来たんです
昔からドジだったんですよね…A、」

そう言ってそいつの手はAの頭を優しく撫でる

容易く俺の女に触れるな

勝手に名前を呼ぶな

今すぐにぶっ飛ばしてやりたい気持ちがふつふつとわいてくる

ソ「実は……少しだけ理由を聞いたんです。」

ソ「率直に言わせてもらいます、

Aと離れてもらえますか？」

ジ「……は？」

今日はじめて会った男に意味の分からないことを言われ思わず出た声

ソ「Aを守れなくて、幸せに出来るはずがない
それに…俺はAのために戻ってきました
俺はもう絶対にAを傷つけたり悲しませたりしない」

そんなの……

納得出来るはずがない

ジ「何言ってんだよ…
今回のことはほんとに重く受け止めてるし、悔やんでも悔やみきれない
でもだからといってAと離れる気は無い
何も知らねえくせに勝手に決めつけないでくれ」

ソ「でもジヨンさんだって分かるでしょ？
あなたは一般人とは違う、
Aを本当に幸せに出来ますか？」

ジ「当たり前だろ、幸せにする覚悟が固まってんだからAと一緒にいる

てかお前、過去に自分のしたことを棚にあげてよく俺に向かって言えるな…」

ソ「それがあって今がある、離れて気づいたんです
俺にはAが必要だって。
再会した時にまたそれを確認しました」

ジ「…ふざけんな、、お前のしたことは許されることじゃないし、もう二度としない保証もない
それにAの気持ちを優先するのが普通だろ」

ソ「そうですね…Aの気持ちが大事ですよね
今日はこの辺で失礼します
また……、来ますね^^」

そう言って嫌な笑を残してさった男

許さねえ…

持ってる花に力がこもった

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